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【韓国系女子ゴルフ選手】米国で経験した人種差別を語る=韓国ネットには「被害者意識が強すぎる」の指摘も
通算21勝の「ゴルフの女帝」、朴仁妃(パク・インビ)は、今も「他の朴という名の選手たちは親戚か」と質問されるという。大会を中継するアナウンサーは韓国系選手の名前の発音を間違うことが多く、「どんなに正しても間違った発音に固執する人たちがいる」とも話した。こうした「故意の発音ミス」は、少数民族を同等の構成員と認めようとしない、米国の「微妙な差別(マイクロアグレッション)」だと、同紙は指摘した。また、クリスティーナ・キム(米国籍)は「アジア出身の選手は英語のことでからかわれないよう、米国ではわざわざイギリス英語を話すなどしている」と話したという。
通算9勝の崔羅蓮(チェ・ナヨン)は、いつもはツアーに帯同している母親を、今年は米国に来させなかった。英語が分からない母親が1人で外出し、ヘイトクライム(憎悪犯罪)のターゲットになることを心配したためだという。16勝のリディア・コー(ニュージーランド国籍)も同じ理由で今年は米国ツアーに母親を呼んでいない。ティファニー・ジョー(米国籍)は「母が『私たちも催涙スプレーを持って歩くべきでは』と言っていたことが悲しかった」と話している。同紙は「トップレベルの争いの中でゴルフに集中すべき選手たちが、人種差別、性差別を突破する訓練までしている」と伝えたという。
ミシェル・ウィー(米国籍)は「なぜ韓国人はゴルフがうまいのか」と米国人記者から数え切れないほど聞かれたが、「韓国人のLPGAでの活躍をいぶかしく思っている質問」だと感じてきたという。これまでは「韓国人は一生懸命練習するからだ」と答えていたが、今後は「そのような質問は不適切だ」と返すつもりだと話したという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「1面に載った記事にしては人種差別の実例が弱くないか?」「韓国人はなぜゴルフがうまいのか、と聞くことが人種差別?。韓国語の名前をうまく読めないのも差別?。ちょっと被害者意識が強すぎるのでは」「そこまで人種差別でもないじゃないか。生きるのが大変そうだな」「わざと発音を間違えてるのではなく、彼らの耳には同じように聞こえてるんだよ。英語を勉強してたら、どんなに努力してもできない発音があるでしょ」など疑問の声が多く寄せられている。
その他「ゴルフ以外でも闘うことがとても多いんだね。あなたたちの成し遂げたことへ賛辞を贈ります」「韓国人も東南アジアの人や黒人を差別していないか?。全人類が精神的に成長しなければ解決できない問題だと思う」「自分たちは韓国人だから優秀なんだという態度を取ってはいないだろうか?」などの意見も見られた。(翻訳・編集/麻江)
Record China 2021年6月29日(火) 7時20分
https://www.recordchina.co.jp/b878520-s25-c30-d0195.html