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西尾典文「NPBは『甲斐野がプロテクトされていたか』を調査するべき。これだけは曖昧にしてはいけない
転載元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1705440465/
和田毅「人的補償騒動」を“玉虫色”で決着させていいのか…NPBが真相解明に乗り出す必要性NPBのリーダーシップ不足
そして、今回の件で最も問題なのは、プロ野球を統括している日本野球機構(NPB)の姿勢ではないだろうか。一連の報道が出た時点で、人的補償のルールから逸脱したやり取りがあったという疑惑は深まっており、その時点で少なくとも両球団の責任者から聞き取り調査を行うなどのアクションは起こすべきである。仮に、ルールに違反するようなことがなかったのだとしても、今後、こうした疑惑が起こらないよう対策は必要だろう。
具体的な対策としては人的補償の規約にある「外国人選手及び獲得球団が任意に定めた28名を除いた選手名簿」の扱いの見直しである。
選手名簿は極めて重要なものであるにもかかわらず、当該球団間に一任されており、NPBはタッチしていないという。極力漏れることを避けるための措置と考えられなくはないが、このままの運用では、両球団間の話し合いで名簿の変更などが可能になってしまう。そうならないためにリストと人的補償の対象となる選手の指名はNPBを介して行い、その間で話し合いなどが起こらないような仕組みとすべきだろう。
加えて、今回の一件で明らかになったのが、日本球界全体のコンプライアンスに対する意識の低さと、NPBのリーダーシップ不足だ。選手の移籍に関するルール違反という疑惑が出たのであれば、他の球団からも、それを追及する声があっても良さそうなものだが、今回の騒動では、そういった話は今のところ全く出ていない。そんな状況を見ていると、過去の人的補償についても同様のことがあったのではないかという疑念も当然出てくる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/674bcf5df9216a0d5df64c34c4ac39f7e7f977b9?page=2