ソフトバンク・小久保監督のベンチへのタブレット持ち込み要望に阪神・岡田監督は「何か違うことに…」と指摘も検討の姿勢示す【12球団監督会議】

ソフトバンク・小久保監督のベンチへのタブレット持ち込み要望に阪神・岡田監督は「何か違うことに…」と指摘も検討の姿勢示す【12球団監督会議】

　プロ野球の12球団監督会議が16日、東京都内で開かれ、ルールやスピードアップなどの確認を行った。12人の中では最年長の阪神・岡田彰布監督（66）が座長を務めてのフリートーク形式で実施。ソフトバンク・小久保裕紀監督（52）からは、大リーグではベンチへの持ち込みが許可されているタブレット端末を日本でも持ち込みOKにして、直前の映像などをチェックできないかとの要望があった。

　岡田監督は会議終了後の会見で「メジャーの映像を見ても大谷選手なんかがベンチに帰ってきてタブレットを見ている姿を何回か見たことがある」とコメントしたが、「何か違うことに使うこともできると思う」と指摘。今後に向けて「いきなりOKとかはなしに、話し合いの中で検討していこうと」と説明した。

　リクエスト制度については走者の追い越しを今季から対象となることも確認。

　このほか岡田監督は公式記録員に対しても要望した。微妙な打球を安打かエラーか判断することの積み重ねがタイトルなどに関わってくるため、特に土のグラウンドではコンディションを把握してほしいとの思いがあり、「試合前にもうちょっとグラウンドに降りてきて（選手と）コミュニケーションを取ってほしいというのはある」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8d3dfd15c569e83b7b26eef15cc4e3d99c535b9c