活動休止を発表したダウンタウンの松本人志(60)による“性加害疑惑”はますます広がりを見せている。
発売中の「週刊文春」は第2弾として、「松本人志 SEX上納システム 3人の女性が新証言」と題し、東京以外の大阪や福岡でも、スピードワゴンの小沢一敬(50)以外に、複数の後輩芸人による、松本への女性の紹介や斡旋が行われていたことを詳報。記事によれば、パンクブーブーの黒瀬純(48)や、たむらけんじ(50)が「飲み会」を入り口にして、松本に女性を“上納”する様子が女性の口から語られている。
ダウンタウン松本人志の性加害疑惑 NHKがスピードワゴン小沢一敬を“即切り”した背景
記事に名前が挙がったたむらは現在、アメリカ在住だが、日本時間の10日、現地ラジオ番組「たむけんがLAにいるよ~!」で以下のように釈明した。
「そういう飲み会があったというのは事実です。ただ、記事に書かれているようなことを目的とした、そういうものでは決してなくて、僕の感覚では合コン、女性と一緒に飲む飲み会的な感覚でやってしまった」と説明。「今考えるとこのような会をすること自体がよくなかったんやなと、やらなければよかったなと、今、後悔もしていますし、反省もしています」と続けた。この様子は、11日放送の朝の情報番組「「THE TIME,」(TBS系)でも報じられた。
一方、ネット上では現在、博多華丸・大吉の博多大吉(52)が、2015年2月に福岡で行われた公開収録イベント「人志松本のすべらない話プレミアムライブin福岡」の映像で語った内容が注目されている。
大吉の話は、松本サイドに飲み会のセッティングを頼まれた大吉が、人気者の松本がいれば、女の子は余裕で集まるだろうとタカをくくっていたところ「当時の松本軍団が全国でいろいろ飲み歩いてるっていううわさがヘンな感じで福岡に伝わって」おり、声をかけた多くの女性から「何されるかわからないから行きたくない」「笑いよりも、後に与えられる暴力のほうが上回るんじゃないか」と言って参加を躊躇したという。しかし、当日になって50人の女性が集まり、それを2班に分けて開催。松本は上機嫌でボケを連発していたが、その後、会計の段になって33万6000円の高額請求に驚いたというオチになっている。
「大吉の話は、ネタの可能性もあり、文春の記事とは直接関係はありませんが、“ヘンな感じで福岡に伝わっている”“何されるかわからないから行きたくない”というあたり、騒動との関連を疑う書き込みが殺到しています」(スポーツ紙芸能担当記者)
さるお笑い関係者の話。
「現在、テレビで活躍している30~50代の芸人は、ほぼ全員がダウンタウンの影響を受けているといっても過言ではありません。常識的に考えて、松本に近い芸人の間で、この手の話を知らないワケはなく、現在、『次はオレか!?』と、内心、戦々恐々としている芸人は多数いると思います」
文春が言うところの“SEX上納システム”に加担した“女衒芸人”には「闇営業問題で吉本を去った元芸人も身に覚えがあるはずです」(事情通)。今頃、首筋が寒くなっているに違いない。