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第103回高校ラグビー大会・決勝 桐蔭学園が8-5で東福岡を下し、3大会ぶり4度目の優勝、選抜との2冠達成
桐蔭学園(神奈川)が前回王者の東福岡を倒し、3大会ぶり4度目の優勝を遂げた。
「東の横綱」「西の横綱」がぶつかる最終決戦は、立ち上がりから熾烈(しれつ)な攻防が続いた。ただし、1PG差でリードする前半24分。一度はボールを失ったが、
相手のこぼしたボールを奪い返してWTB田中健想(けんぞう、3年)がトライ。8-0の後半には1トライを許したものの、3点差の接戦を制して頂点に立った。
藤原秀之監督は「東福岡には決勝で勝ったこと一度もない。本当に良かった。今日スタンドにいる選手、桐蔭学園のファミリーのおかげ」とコメントした。
今季の両校の戦績は、昨春の選抜大会決勝で34-19で勝利。一方、昨秋の国体では、東福岡主体の福岡相手に、桐蔭学園主体の神奈川は17-38で
敗れていた。
2回戦以降、中1日で行われるトーナメント。藤原監督は、決勝前「動けるかでしょうね、5戦目は」と体力、気力の要素も重要になると予測。東福岡に対しては
「FWもすごく修正してきてるし、モールでトライを取る力もあるし、BKも非常にトライを取る力がある」と分析し、自チームに得点力を求めていた。その1点を追う力が、
勝利をもたらした。
決勝で両校が対戦したのは10年度以来13大会ぶり。当時は31-31の引き分けで両校優勝となったが、今回は過去7度優勝している相手から白星を奪い、
単独Vをつかみ取った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea96ae7bbdb60743f52ee4e0205bd8560ca081cf
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