2024年1月11日 17時48分
元放送作家の長谷川良品さんが10日、自身のX(旧ツイッター)で、「でた『非常識に生きてこそ芸人。』発言。そろそろこうした物言いはやめませんか」などと投稿。賛否の声が飛びかった。
長谷川さんが引用したのは9日に落語家・立川志らくの長文X投稿。週刊誌の報道を受けて芸能活動休止を発表したダウンタウン松本人志について「松本人志さんは芸人。芸人はどれだけ常人には経験出来ない事を経験できるかが勝負。非常識に生きてこそ芸人」などと私見をつづった。
長谷川さんは、このコメントについて「『芸人』という特権社会を温存する為のエクスキューズに過ぎない『破天荒』を美談という物語にして自分たちの『無茶ぶり既得権』を正当化。そもそも『法治国家』を主張しながら芸能村だけは『治外法権』を認めろという矛盾よ」と自らの考えをつづった。
フォロワーから「昔から、歌舞伎役者も『浮気も芸の肥やし』とかも言われてきてましたね! 私はああいうの嫌いです。もう、そういうのが言い訳になる時代ではない」との声に、長谷川さんは「あとづけの方便にすぎないと思います」と反応。その一方、「芸を生業にしてる人達には破天荒に生きて貰いたい」との声にも「そんなもの幻想にすぎませんよ」と答えた。
このほかにも、「芸人の在るべき姿・振る舞い方も時代と共にアップデートするべきです」「芸人が『非常識』に生きるのは勝手だが『非常識』でなくても鋭い感性があれば芸人になれる、当たり前の時代になって欲しい」「別に非常識でもいいですが、他人に迷惑かけるのはダメでしょうね」「全く面白味のない世の中になりますね」などさまざまな意見が寄せられた。