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松本人志騒動で露呈、お笑い芸人なしでは番組ができないテレビ局の体たらく
1: 風吹けば名無し 2024/01/12(金) 09:41:49.69 ID:eL89nSn+9
あれからコロナ禍を経た現在、ますますお笑い芸人の出る番組を見る気がしなくなった。かれらだけではない。自己顕示の強いタレントや民放の男女アナも、見たくない。
多くの芸人たちの、こう見せたい、こう見られたい、こう見せてやる、というわざとらしい作為が、つくづく嫌になったのである。作為はだれにもある。しかし芸人たちのそれは、いかにも嘘くさく、過剰で低劣なのだ。
芸人たちが街中でロケをする番組が増えた。数年前、日本テレビの「ガキの使いやあらへんで!」で、ダウンタウン御一行がしばしば街中でロケをやっていたのだが、その傍若無人ぶりが目に余り、苦々しかった。
お笑い芸人が出ている番組を避けた結果
かれらをテレビから排除することはできない。ならばこちらから見ないようにするしかないのである。自分がば、世界の一切が消滅するのとおなじで、わたしが見なければかれらは存在しないことになる。それほどまでに、かれらのクソ作為が見るに耐えなくなったのだ。
しかしお笑い芸人が出ている番組を避けるようになってから気づいたのだが、それを避けると見るものがほとんどなくなるのだ。かれらは民放の全番組の8割ぐらいに出ているのではないか。チャンネルを回せば、すぐかれらの顔が現れる。
(略)
ジャニーズが使えなくなり芸人に頼り切る
芸人をのさばらせたのは、芸人なしではもはや番組ができないようにしてしまったテレビ局の責任である。漫才ブームを作ったのも、M-1グランプリを盛り上げ、優勝者を祭り上げたのも、また第7世代なる空疎なるブームを捏造したのもテレビ局である。
テレビにはニュース、ドラマ、スポーツ、バラエティ、お笑いのジャンルがある。いまやお笑い芸人たちはそのすべてのジャンルに使われていて(進出していて)、かれらの存在なしではいまのテレビは成立しないのである。
昨年まではジャニーズというもう一つの柱があった。それが使えなくなったいま、テレビはますます芸人たちにおんぶにだっこ状態である。いまや俳優も、お笑い芸人にすり寄る。やめればいいのに、NHKもすり寄る。
現在、お笑い界の頂点に立っているのはダウンタウンのように見える。以前にも書いたが、多分フジテレビだったと思うが、かれらの送迎に重役たちが車寄せまで立ちあう場面をみて、えらくなったものだと、おどろいたものである。
だから松本が「俺みたいな金も名誉もある男」とうそぶいた(発言が事実として)、というのもむべなるかなである。その金は、元をただせば企業の宣伝広告費のあぶく銭である。名誉とは大阪万博のアンバサダーに就任したことか。なんでもいいが、松本はふんぞり返るのではなく、「お笑い」で巨万の富を稼げるいい時代に生まれた、と世間に感謝してもいいくらいである。