日経平均の終値3万5000円台に バブル後の最高値3日連続で更新

　東京株式市場は、日経平均株価が3万5000円台で取引を終え、バブル後の最高値を3日連続で更新しました。

【映像】日経平均株価 最高値を3日連続で更新

　11日の日経平均株価の終値は、前の日よりも608円高い3万5049円でした。終値が3万5000円台をつけたのは、1990年2月以来で、33年11か月ぶりの高値水準です。

　3万4000円台を回復した10日の取引の勢いが続いたほか、円安が進み自動車など輸出関連銘柄を中心に、幅広い業種で上昇しました。

「3万4000円がかなり大きな壁になっていて、それを超えたあとは上昇に弾みがついたなという、そういう印象はございます」（野村証券・西哲宏執行役員）

　4営業日連続の値上がりで、上げ幅はあわせて1800円以上となっていて、市場関係者からは過熱した日本の株価を警戒する声もあります。（ANNニュース）