あわせて読みたい
DeNA・バウアー太鼓判!今永昇太の直球はメジャートップクラス
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1704928675/
昇太とは2019年12月に神奈川・横須賀市のDeNA球団施設「DOCK」で初めて会い、その後、彼が米シアトルに来たから一緒に最先端トレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」でトレーニングをした。昨年、自分がベイスターズと契約したのは、その時の縁がある。
チームメートになり、間近でピッチングを見てから、彼はメジャーでも通用すると確信した。まず、真っすぐの回転数はメジャーでもトップクラスだ。回転効率が高いから、無駄がない。リリースポイントが低いから、VAA(バーティカル・アプローチ・アングル※)も低い。よって、高めの球は打者が浮いているように見えるだろう。また、彼には狙ったところに投げられるだけの制球力もある。
その真っすぐを、他の球種を生かすためにも使えるクレバーさを兼ね備えている。真っすぐの質が高いからこそ、相手は真っすぐを意識する。そのタイミングでスライダーやチェンジアップがくれば、相手はなかなか捉えられない。
彼は実に好奇心旺盛で、いろいろなことを知りたがっていた。常に新しいことを模索し、自分に磨きをかけようとしていた。そんな姿を見てきたから、彼はおそらくメジャーへの適応でも問題ない。むしろ、より高いレベルを目指し変化を遂げていくのではないか。誰よりも彼自身が、成長を楽しみにしているかもしれない。
※VAA 投球がホームベースに到達する時点での角度のこと。地面と平行であれば0度。フォーシームの米大リーグ平均はマイナス5度程度。マイナス4度よりも小さくなると、打者の目にはホップして映るといわれる。