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【朝日新聞】河野大臣 職域接種、当面は再開困難に 大規模接種も一部保留状態
新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、政府内の調整を行う河野太郎行政改革相は25日に記者会見を開き、受け付けを一時休止した「職域接種」の再開が当面困難であることを明らかにした。米モデルナ社製ワクチンの供給が追いつかず、職域接種の申請上限に達したという。すでに受け付けた自治体の大規模接種で使うモデルナ製の不足分については、市区町村の接種で使っている米ファイザー社製で対応する。
河野氏によると、モデルナ製は9月末までに5千万回分(2500万人分)が供給される見通し。モデルナ製を使う職域接種は約3300万回分を受け付けた。これとは別に、国や自治体の大規模接種向けに約1200万回分を承認し、さらに約1200万回分を受け付けたが保留状態という。これらを足し合わせた必要量は約5700万回分で9月末までの供給量を超えている。
政府はモデルナ製ワクチンの月ごとの供給計画や現時点の在庫量を明らかにしていない。河野氏は「配送限界があるので個々の量、あるいはスタートが後ろ倒しになることをお許しいただきたい」と述べ、申請の計画通りには進まない可能性を示唆した。
政府は企業などから受け付けた…
(略 会員記事)
朝日新聞
2021/6/25 17:38
https://www.asahi.com/sp/articles/ASP6T5S9FP6TULFA021.html