(高校生記者・みとたま=3年)
東京に行ききれいでびっくり
日本の都市部はきれいで近代的です。一方で、田舎は自然がありますが、廃れているところも多くあります。
以前、大会で東京に行きました。東京は道路も整備されていて、ビルなどもたくさん建っていました。東京に限らず、私の住んでいる県でも、市内に行けばきれいに整備されています。私の中で「同じ国なのに、同じ県なのに……」という感覚が芽生え始めました。
ゴミはポイ捨て、空き家だらけ…
田舎の廃れているところでは、空き家やさびたガードレールなどが多くあります。歩道の端には紙くずや缶、タバコなどのゴミがポイ捨てされているのをよく見ます。商店街もガラガラでさみしい感じです。
これから先、少子高齢化が進み地方の田舎に住む人が少なくなると思います。そうすると、整備の手が少なくなり、もっとさびれてしまうのではないでしょうか。
まずは環境美化が第一歩
SDGsの概念の広がりで、学校の授業で「地方創生」という言葉をよく聞きます。地方創生をするには、地域を盛り上げることも大切です。しかし私はまず、ガードレールや道路を補修する、落ちているゴミを減らすなど、環境をよくすることが地方創生の第一歩になると考えます。
私が小学生の頃は地域の人とゴミ拾いをすることがありましたが、現在ではとても少なくなりました。地域でのゴミ拾いや花植えなどのイベントが大切なことだったのだなと感じます。
都会と田舎の差には、良い面と悪い面があります。しかし、将来は日本全体がきれいで近代的で魅力があるように、私たちが努力していかないといけないなと思います。そのためにも、小さなゴミを拾ったり草を刈ったりなど、身近で小さなことから始めようと思います。
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