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第102回全国高校サッカー選手権・3回戦 市立船橋が星稜を下してベスト8! 昌平、近江、佐賀東も準々決勝に駒を進める
1月2日、第102回全国高校サッカー選手権の3回戦・第1試合の4ゲームが開催され、首都圏4会場で熱いバトルが繰り広げられた。
プレミアリーグ勢対決となった昌平vs大津戦は序盤から一進一退の攻防。じりじりした展開のなか、試合が動いたのは前半37分だ。大津はエースFW碇が中央で競り合ってこぼれた球をFW山下が押し込んで先制。だが大津がリードを奪ったのも束の間、昌平は前半アディショナルタイムに鮮やかな繋ぎからFW小田が蹴り込んで1-1とする。
後半もがっぷり四つに組んだ両雄のバトル。次の1点を奪ったのは大津だった。後半28分、右CKからふたたび碇が高さで競り勝ち、その球をFW稲田が頭でねじ込んだ。しかし――。昌平は38分にMF長璃が起死回生の同点ゴールを叩き込んで、再度2-2のタイとした。PK戦に突入した激闘は昌平が5-4で制して、準々決勝へ駒を進めた。
柏の葉会場で激突したのが市立船橋と星稜。市立船橋は前半18分、DF内川が左足アウトサイドで豪快なミドルを突き刺してまずは先手を取る。だが星稜も負けていない。29分に左サイドのMF天川からの鋭いクロスを中央でMF山口が合わせて同点に追いつく。するとすかさず35分、市立船橋は右CKからMF岡部が打点の高いヘッドで勝ち越した。
後半に入っても優位に試合を進めた市立船橋。27分にMF足立が弾丸ショットでネットを揺らし、終了間際には途中出場のエースFW郡司にもゴールが飛び出した。市立船橋が4-1の快勝を飾っている。
夏冬連覇を狙う明秀日立は近江を相手に立ち上がりから猛攻を仕掛けた。迎えた前半21分、エースFW石橋が強烈ショットでGKの頭上を抜いてついに均衡を破る。しかし後半に入ると近江が一気に攻勢。8分に勢いのままにPKを得てMF山門が冷静に決めて振り出しに戻した。その後は拮抗した展開が続き、1-1のまま勝敗の行方はPK戦へ。これを近江がモノにして凱歌を上げた。
富山一と佐賀東の一戦は前者が先制。前半5分にロングスローからゴール前で混戦となり、最後はオウンゴールを誘発した。佐賀東は28分にMF右近の狙いすましたミドルでスコアをタイに戻すと、その1分後にはスルーパスに抜け出したMF西川が決めて逆転に成功。さらに後半12分にはMF宮川のクロスをFW宮﨑が強力ヘッドで合わせてリードを広げ、15分に右近、19分にはFW最所が加点した。大量5得点を挙げた佐賀東が初のベスト8進出を決めている。
3回戦・第1試合の結果は以下の通りだ。
【1月2日/3回戦・第1試合】
近江(滋賀) 1(4PK2)1 明秀日立(茨城)
佐賀東(佐賀) 5-1 富山一(富山)
市立船橋(千葉) 4-1 星稜(石川)
昌平(埼玉)2(5PK4)2 大津(熊本)
【1月2日/3回戦・第2試合】
神村学園(鹿児島)vs神戸弘陵(兵庫)
堀越(東京A)vs明桜(秋田)
名古屋(愛知)vs岡山学芸館(岡山)
青森山田(青森)vs広島国際学院(広島)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ebf0e78b7a37f5d6a97cdf835208eea981d70b2
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