【画像検証】ロシア軍が北朝鮮製KN-23弾道ミサイルをウクライナで使用、ハルキウで残骸が回収され写真報告 KN-23と特徴一致

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【画像検証】ロシア軍が北朝鮮製KN-23弾道ミサイルをウクライナで使用、ハルキウで残骸が回収され写真報告 KN-23と特徴一致

1: ごまカンパチ ★ 2024/01/06(土) 21:34:59.15 ID:os9YWZnB9
 1月4日、アメリカ政府は「ロシアが北朝鮮製の弾道ミサイルを2023年12月30日および2024年1月2日にウクライナで使用した」と発表しました。
その説明図にはミサイルの機種名は書かれていませんでしたが、北朝鮮のKN-23の写真が掲載されていました。
国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は、少なくとも1発の北朝鮮製の弾道ミサイルがロシア領から460km飛行して
ウクライナのザポリージャに着弾したのを確認、同ミサイルは最大射程900kmだと説明しています。

形状が酷似するイスカンデルMとKN-23の異なる部分
ロシア製:イスカンデルM(ミサイル名:9M723)
北朝鮮製:KN-23(正式名称:火星砲-11가)※KNは米側の分類番号

北朝鮮のKN-23はロシアのイスカンデルMとミサイル形状が酷似しており、発射方式(説明)も同じです。
ただしKN-23はミサイルの大きさがイスカンデルMよりも一回り大きいと推測されており、イスカンデルMの発射機からはKN-23は撃てない可能性が高く、
ロシアは北朝鮮からKN-23を発射機ごと提供を受けたものと見られます。

KN-23とイスカンデルMは形状が似ていますが細部で異なる点があります。
アメリカのミドルベリー国際大学院モントレー校ジェームズ・マーティン不拡散研究センター長を務めるジェフリー・ルイス教授は幾つかの点を指摘しています。
ミサイルの最後部の比較で、左がイスカンデルMで右がKN-23です。
ジェットベーンのアクチュエーターの構造が異なるのと、基部の外周に幾つかの小さな円形の部品を持つイスカンデルMと、
小さな円形の部品は付いていない滑らかなKN-23の違いです。

■イスカンデル用デコイ弾9B899(9Б899)の放出孔
イスカンデルMの最後部の小さな円形の部品は専用のデコイ弾「9B899」の放出孔だと推定されています。
9B899は囮熱源と電子妨害の小さなデコイ弾で、ロシア-ウクライナ戦争が始まった2022年に戦場で初めて発見されました。
このような防空網突破支援用の機材は大陸間弾道ミサイルが宇宙空間でバルーン・デコイ(アルミ蒸着の風船でレーダーを欺瞞)を放出するのは一般的ですが、
短距離弾道ミサイルが装備するのは異例でイスカンデルMがおそらく世界初です。そして北朝鮮はこの特殊な装備までは模倣できなかったと見られます。

■ハルキウ地方検察庁:「調査中の弾道ミサイル」写真
そしてウクライナのハルキウ地方検察庁が1月2日の攻撃でロシア軍によって使用された弾道ミサイルの残骸の写真を報告しています。
検察官、警察捜査官、SBU(諜報組織)、ウクライナ空軍の科学センター職員が調査しています。
現時点ではまだウクライナ当局から公式発表は出ていませんが、公開された写真の特徴から北朝鮮製のKN-23である可能性が非常に高いと言えます。

最後部のジェットベーンのアクチュエーター:KN-23と一致
2024年1月2日にロシアからのハルキウ攻撃で使用された「調査中の弾道ミサイル」の最後部を見ると、
ジェットベーンのアクチュエーターの部品はイスカンデルMとは似ておらずKN-23の特徴と一致します。
また9B899デコイ弾用の放出孔も無いので、イスカンデルMではありません。

※続きと比較画像はソースで

ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/104ccd5987b4fc2429a00bba38f22acbe197c4d4


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