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全国高校サッカー選手権 静学から大金星・広島国際PK戦が地上波途中打ち切りで批判殺到「テレビ離れを加速」
全国高校サッカー選手権の2回戦が31日に行われ、浦和駒場では広島国際学院(広島)が優勝候補の静岡学園(静岡)を1―1からPK戦4―3で撃破して、初出場ながら3回戦へ進出する快挙を果たした。
静岡学園はエースFW神田奏真(3年)が川崎、GK中村圭佑(3年)が東京V、MF高田優(3年)が徳島と多くのJリーグ内定選手を擁する超タレント軍団で優勝候補の筆頭と目されていたが、広島国際学院は自慢の堅守を武器に対抗する。
そして後半9分、MF石川撞真(3年)のゴールで先制。その後は同点に追いつかれてPK戦に突入するも、1、3人目が失敗した静岡学園に対して広島国際学院は3人目以外が決めて4―3で勝利。初出場ながら優勝候補を破る大金星で、今大会最高の波乱劇を演じて見せた。
殊勲のゴールを決めた石川は「次も自分が点を取って勝ちたい」と意欲を見せたが、その一方で注目を集めたのが、勝利の瞬間目前に地上波放送が途中打ち切りとなったまさかの事態だ。
今大会は日本テレビ系の全国ネットで放送されており、この一戦は両校の地元局で生中継されていた。しかし、PK戦で最後のキッカーが蹴る直前に放送が終了。無料動画配信サービス「TVer(ティーバー)」でも中継していたが、切り替える際に広告動画などで視聴まで時間がかかるため、勝利が決定する瞬間を見逃すファンが続出する事態になった。
まさかのタイミングでの地上波放送打ち切りにファンからは批判が殺到。「マジでPK途中で終わったのは辛い」「高校サッカー…おいおい広島テレビ…何を最後の最後で放送やめとんや」「何でそこで終わるんだよPK最後の1本だけ放送されないって悲しい」などと波紋が広がっている。
スポーツ中継の難しいところではあるが、今回は最悪のタイミングと放送が終わってしまっただけに、余計に物議を醸しているようだ。
12/31(日) 17:01 東スポ
https://news.yahoo.co.jp/articles/164e61192426d39be472aaccfb7bc0fe3e02457f