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市船橋FW郡司璃来、格の違い見せるハットトリック 圧巻のゴールショーも「普通」とサラリ【全国高校サッカー】
29日 第102回全国高校サッカー選手権大会1回戦 市船橋4―1高川学園(県立柏の葉公園総合競技場)
プロ入り内定選手が格の違いを見せつけた。来季からJ2清水でプレーする市船橋FW郡司璃来(りく、3年)が予選決勝に続く圧巻のハットトリックを達成した。
開始早々の前半6分、左サイドからゴールに迫り、強烈な先制パンチを浴びせた。「ニア(サイド)にぶち抜いてやろうという感じ」で右足を振り抜き、その通りにネットを揺らした。同10分に右足PK弾で2点目。3―1で迎えた後半21分に「(2点目を挙げてからはハットトリックを)狙っていた感じ」という3点目をマークした。左サイドからのクロスボールにヘッドで合わせた。
頼れるエースは「気持ち良かったです」と自らのゴールショーに胸を張った。いきなりのハットトリックだったが、自身に驚きはなく、「普通なんじゃないですか」とサラリと言ってのけた。
かつては「練習が嫌いでした」。しかし、3年生になってから、「もっと点を決めたくなってきたので」とトレーニングに目覚めた。スタッフが止めるくらいまでシュートの自主練に励み、そのたまものと言える活躍を大舞台で披露した。
過去5回の優勝を誇る市船橋が最後に大会を制したのは2011年度までさかのぼる。「得点王を狙っています」と意気込む10番は、「このイチフナは日本一を狙えるチームだと思うので、しっかりとやるべきことをやって、日本一を取りたいです」と、名門復活も見据える。
12/29(金) 17:41 中日スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/d58c7323448c7657f1b1c2c886446fc407ccd130
動画 試合ハイライト
https://www.ntv.co.jp/soc/102/movie/3734zulrtg9p3twuzsew.html