【中国とパヨクの合作】「日本が台湾に送ったワクチンで大量死」というフェイクニュースの真相

【中国とパヨクの合作】「日本が台湾に送ったワクチンで大量死」というフェイクニュースの真相

【中国とパヨクの合作】「日本が台湾に送ったワクチンで大量死」というフェイクニュースの真相

1: パンナ・コッタ ★ 2021/06/24(木) 13:18:19.23 ID:mrAUu21o9
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■「日本が送ったワクチンは毒」?
こうした記事のソースの多くが、いわゆる「中国寄り」「反与党政権」の台湾メディアという共通点もあった。
記事中に例として取り上げられた日本人の意見もかなりの少数派と思うが、それが台湾全体のことのように語られているのを見て、怒るというより呆れてしまった。
さらに言えば、多少の不安感はあるとはいえ、それを日本のせいにする台湾人はめったにいない。
不満の矛先を向けているのは台湾政府に対してであって、ましてや暴動寸前というのはまったくのデタラメである。

間違った情報が日本で広まることへの危機感を持ち、公式の統計データを用いて日本人向けにツイッターで解説する台湾人もいる。
ツイッターでそういった公式データを分析した結果を公表したkaito2198氏によれば、2021年6月20日時点でのワクチン接種後の死亡者は64人。
そのうち90歳以上は15人、80歳以上が32人、70歳以上は8人、69歳以下は9人となっている。
接種してから亡くなった時間も、接種当日から接種4日後までとまちまちだった。
kaito2198氏のような民間パワーが、正しい情報を見つけ解説して広めるなど、フェイクニュース対策の協力者の役割を担っている。

死亡者の95%に基礎疾患があり、とくに透析を受けている方が多い。
そのほか認知症や糖尿病、高血圧、腎不全、冠状動脈性心疾患、がん、心臓病といった慢性病を抱え、寝たきりの方もいた。
また、台湾では祝日となる端午節(2021年6月14日)で食べるチマキをのどに詰まらせた人や、接種前に転倒して死亡したといったデータも紛れ込んでいたという。

実際に、台湾で昨年2020年に、75歳以上の高齢者で亡くなった人は1日平均260人。
今回のワクチン接種ではほとんどが75歳以上を対象としていたが、3日間合わせてもその数には及ばない。
台湾政府は現在、フェイクニュースを捏造した人に高額な罰金を処している。
(中略)
前述したような記事を多くの日本人が信じた結果、日本世論は「もう台湾にワクチンを送るのは遠慮しよう」という流れに発展するかもしれない。1つの記事が作り出したデマが、多くの台湾の方の感謝の気持ちを踏みにじり、台湾人の生命に影響をもたらす事態になるといっても過言ではないのだ。
フェイクニュースは、実に巧妙に作られる。すべてがウソというわけでもない。しかし、かなり極端な「ホント」を拡大し、そのうえで虚実取り混ぜて作成される。さらに、「安倍晋三前首相が主導」といった政治家の名前を入れることで、政治的な志向を異にする人たちの関心を引き寄せる状況も見られた。

ヤフーニュース(東洋経済)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7bb78673ffe803e527790843dc20cc6f81e39f2 
 


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