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【韓国】一致団結した慶尚北道のスポーツ団約60人 独島訪問で日本の「独島領有権侵奪」を糾弾 テコン蹴り竹島割り
「オリンピックデー」を迎えた23日午前、独島に集まった慶尚北道のスポーツ関係者たちがこう叫んだ。この日、慶北体育会のキム・ハヨン会長と鬱陵郡体育会のチョン・ボクソク会長、独島愛スポーツ公演団のメンバーなど約60人は独島を訪問し、糾弾大会を開催した。日本の東京五輪組織委員会による独島領有権侵奪行為に抗議するためだ。
60人は声明書を通じ「日本の東京五輪組織委員会は公式ホームページで独島を日本領土と表記したものを即刻削除し、過った地図を是正した上で大韓民国の国民に謝罪するべきだ」として「スポーツの政治利用を禁止した五輪憲章に違反しているにもかかわらず、これを傍観した国際オリンピック委員会（IOC）も糾弾されるべき」と声を上げた。
慶尚北道のスポーツ関係者らは、太極旗（韓国国旗）と独島旗を掲げて振るというパフォーマンスをするなど、独島が歴史的・地理的に、また実効的支配によって明白な韓国の領土であることを国内・国外にあらためて示した。
今回の行事で慶北体育会の独島愛スポーツ公演団は、テコンドーの板割りデモンストレーションも披露し、独島の日本語名称「竹島」と一文字ずつ書いた板を割ったほか、旭日昇天旗が描かれた板を3メートルの高さにくくり付けて空中回し蹴りで割るなどの演武を行った。
慶北体育会は2013年に独島スポーツ団を結成し、水泳・レスリング・柔道の3チームを運営している。14年に創設された独島愛スポーツ公演団は、各種スポーツ大会や国家交流文化イベントで独島の広報役を担っている。
慶尚北道のイ・チョルウ知事は「スポーツを政治的目的で利用する日本の行為は、世界平和に寄与するという五輪精神を毀損する行為」だとして「今後も300万の道民と、共にいかなる独島領有権侵奪に対しても断固として対応する」と述べた。
クォン・グァンスン記者
朝鮮日報 記事入力 : 2021/06/23 21:52
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