あわせて読みたい
“新NISA”スタート 金融庁が吉本興業と異色コラボ 家計資産1100兆円の投資シフト目指す
都内で開かれた吉本興業のイベント。
蛍原徹さん「どうなの、NISA?」
こがけんさん「2体で、玄関で守ってくれる…。すみません、シーサーの話でした」
テーマは「NISA」。株などの投資で得た利益が、一定の範囲内で非課税となる制度です。2024年から新制度に変わるのを前に、吉本興業と金融庁が異色のコラボをしました。
NISAには「一般」と「つみたて」の2種類がありますが、まずこの名称が変わります。新NISAでは、非課税となる金額が、それぞれ2倍、3倍に拡大。また保有できる期間も無期限となり、2つの制度の併用もできるようになります。
イベントに関わった金融庁の担当者。その狙いを聞くと…。
金融庁担当者「家庭のお金と企業のお金の好循環を、実現していきたいと考えています」
日本では、家計の半分以上は現預金だといいます。その額、およそ1100兆円。これを投資にシフトさせ、経済の好循環を目指します。
金融機関も力を入れます。
記者「みずほ銀行が始めたのは、NISAカフェです」
ドリンク片手に相談できるイベントを定期的に開催。「カフェのような空間で気軽に参加してほしい」といいます。
参加者「仕組みそのものを知りたかったというところが最大の目的です」「持っているの(NISA)が、どうなるのかなって」
また、証券会社でも対面セミナーを開催。関心が高まっているといいます。
一方、投資と切っても切り離せないのは“元本割れ”など損をするリスク。金融庁は長期間、積み立てて投資先を分散させることで、リスクを軽減できるとしています。
リスクも含めて投資への理解が深まり、日本経済の活性化につながるのか。新しいNISAが“起爆剤”となり得るかが注目されます。
2023/12/31(日) 11:54 日テレNEWS NNN
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0f8ad5c58829610b195f6887b95e8465e21529d