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松本人志(C)日刊ゲンダイ
年の瀬に文春による性加害報道が直撃したのが、ダウンタウンの松本人志(60)。松本が所属する吉本興業は、トップ芸人のスキャンダル報道に法的措置を取ることになるのか――。
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12月26日配信の「文春オンライン」と27日発売の「週刊文春」が報じたのが、今から8年ほど前の2015年、東京・六本木の高級ホテル「グランド ハイアット 東京」の1泊30万円ほどのスイートルームに、松本とスピードワゴンの小沢一敬(50)、放送作家の男性が、小沢の集めた女性たちと行った飲み会についてだ。その中で、ベッドルームに松本と順繰りで2人きりにされた女性らは、ゲームと称し、全裸の松本にいきなりキスをされたり、「俺の子ども産めや!」などと性行為を迫られたりしたという。
ダウンタウンといえば、相方の浜田雅功(60)が今年3月、写真週刊誌「FRIDAY」に、35歳下のエステティシャン女性との「パパ活不倫」が報じられている。松本、浜田ともにいずれも過去のスキャンダルを蒸し返された格好だが、2人が女性に手渡したとされる金額の差が大きな話題となっている。
■警戒される文春の二の矢、三の矢
「浜ちゃんが4回の密会で計30万円に対して、松ちゃんは女性一人にタクシー代として1万円しか渡していないと告発され、まさかのアンジャッシュ渡部の多目的トイレ不倫を彷彿とさせる金額でした。それにしても、文春で告発された会は小沢が女衒に徹し、女性を食い物にした宴そのもの。吉本は完全否定していますが、これがもし事実であれば、相当ヤバイ内容です」(芸能ライター)
松本の報道について、吉本興業はこうコメントしている。
《当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです。当社としては、本件記事について、新幹線内で執拗に質問・撮影を継続するといった取材態様を含め厳重に抗議し、今後、法的措置を検討していく予定です》
事実関係を一切否定しているものの、〝検討していく予定〟と法的措置を断言していないのが気になるところ。
これに対してネットでは、《岸田首相みたいな物言いだな》《やるのかやらんのか、まだはっきりしないということね》《年末に厄介なものを背負ってしまった感がにじみ出ている》という声が散見される。
「文春が年明けに、より詳細な写真や音声など第二の矢、第三の矢を放ってくるのを警戒してのことだと思います。事実か否かいかんで松本の芸人人生が大きく左右される報道なので、双方ともにうやむやにはできないでしょう」(スポーツ紙記者)
報道直後の28日深夜、松本が自身のXでポストした《いつ辞めても良いと思ってたんやけど…やる気が出てきたなぁ~》は、何を意味するのか。