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紅白歌合戦の裏で、Snow Manが133万人超えライブ配信の日本記録更新が意味すること
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1704067871/
大晦日の夜ということもあり、NHKの紅白歌合戦を中心に地上波でテレビ局の看板番組がしのぎをけずるなか、Snow ManがYouTubeライブで見事な記録を打ち立てたのをご存じでしょうか。
その記録が出たのは、Snow Manが実施していた「Snow Man Special Live~みんなと楽しむ大晦日!~」というYouTubeライブの生配信。
紅白歌合戦実施中の20時半からはじまったライブ配信は、冒頭から同時接続数100万超え。その後も着々と接続数を増やし、21時半過ぎに133万超えを達成。
これまで日本のYouTubeライブの同時接続数の日本記録となっていた手越祐也さんを更新する結果となったのです。
この快挙には単なる数字以上の意味があると思いますので、ここでまとめておきましょう。
■紅白歌合戦の44年ぶりに出場ゼロの裏で
まず、なんと言っても今回のライブ配信は、ジャニーズ事務所の性加害問題の影響で、大晦日の恒例であるNHK紅白歌合戦にスマイルアップ所属タレントが一組も出れないという異常事態の中、ある意味その裏番組として企画されたものになります。
従来の紅白歌合戦とスマイルアップ所属タレントの蜜月が、一部から行きすぎでは無いかと批判が出るほどのものであったのは事実ですが、12月の地上波の他局の音楽番組が引き続きスマイルアップ所属タレントを起用し続けていたことを考えると、NHKは非常に厳しい判断を下したことになります。
事務所の会見後の批判の高まりもあり、年末恒例のカウントダウンコンサートも中止になり、Snow Manをはじめとしたスマイルアップ所属タレントは、それによって空いたスケジュールを埋めるかのように、さまざまな形でYouTubeライブやファンクラブ向けの配信を企画する結果となったわけです。
ある意味で、地上波のテレビ番組の象徴であったグループが、このタイミングで大きくデジタルシフトをする結果となったわけで、この影響は間違いなく来年の日本のテレビを中心とした芸能界に大きな影響を与えるでしょう。
■ファンによるSNS活用がより一層活性化
また、もう一つ注目しておきたいのが、Snow Manやキンプリなど、スマイルアップ所属タレントのファンによるSNS活用がより一層アクティブになっている点です。
31日には、スマイルアップ所属タレントの様々な企画が展開されましたが、どの企画でもファンによる活発なSNS投稿が見られたのが印象的です。
特に、正午からKing & Princeによって実施されたYouTubeライブ企画では、配信直後から番組のハッシュタグがXのトレンド1位をかざっていましたし、Snow Manのライブ企画も紅白歌合戦の裏側で、他の地上波の番組を上回って、紅白歌合戦に次ぐトレンド2位に入る快挙を成し遂げていました。
さらに、ファンの投稿の中に、ライブ配信の動画や写真を活用しているものが増えているのも印象的です。
これまでジャニーズ事務所時代には、事務所側が非常に厳しくネット上の肖像権を保護する姿勢を見せていたため、タレントの多くもSNS活用を自粛している印象でしたされていましたし、ファンの多くも動画や写真は絶対あげないという姿勢を取る方が中心でした。
しかし、BTSなどのK-POPがファンによるSNS投稿を許容することで大きく成功したこともあり、事務所側もタレントによるSNS活用と並行して、徐々にそうしたファンの肖像権や著作権に対する姿勢を緩和してきていると言われています。
BE:FIRSTを擁するBMSGや、滝沢秀明さんが設立したTOBEがファンによるSNS投稿に対して寛容なガイドラインを明確に作っていることを考えると、来年本格的に始動するスタートエンターテイメントも同様のガイドラインを公開する可能性は高いと考えられます。
ある意味、ファンの側でもそういう変化の空気を読み取って、先回りして動画や写真を活用した拡散行為に協力している面もありそうです。
今回のSnow Manのライブ配信の日本記録は、本当にギリギリでの達成だったとも言えますので、こうしたファンのSNS上での拡散行為が、記録達成に貢献したのは間違いないでしょう。
記事全文
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a7213a4f8e099fa9e8844cbe115935f87a424e17