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高橋純平(26歳、来季から球団職員)「戦力外通告は5分。『え?これで終わり?』ってぐらいあっけない
転載元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1703888640/
「最初はファーム選手権でドーピング検査の対象だったので、それに、なにか引っかかったのかなとかも考えました。トレーナーの方にも確認したんですけど、違ったので、そういうことか、と」
明日、戦力外通告を言い渡される――。時間が経つにつれて、その現実を受け止めた。「去年のオフも覚悟していましたし、今年も同じように1軍での登板がなかったので覚悟はしていました。でも、いざ電話が来たら、ポッカリと心に穴が開いたというか、震えたというか。自分の中で覚悟を決めていても、悔しい、寂しい気持ちが湧いてきました」。翌朝、宮崎から空路、福岡に戻ると、指定された市内のホテルに赴いた。
球団が用意した部屋に入ると、そこには三笠杉彦取締役GMと永井智浩編成育成本部長兼スカウト部長、別の編成担当者が待ち受けていた。「球団で話し合った結果、来季は契約をしないことを決めました」「セカンドキャリアの部分であったり、次にこういうことがしたいということがあれば、相談してくれたら力になるから」。来季の契約を結ばない旨を通告された。
球団幹部との会話はものの5分ほどで終わった。噂には聞いていたものの、それを現実に味わうと“あっけなさ”も感じた。「『わかりました。ありがとうございました』って言って部屋を出ました。正直、あっけないな、と思いました。こんな感じで終わっちゃうんだ、と」。フロント側の思いも分かる。毎年、何人もの選手に非情な通告をしなければならない。だからこそ「心を鬼にして、ではないですけど、あえて感情を出していない」と受け止めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc01cf855d782776cfa764d5dfcc6d930a17942c