埼玉県の24歳男性が行動不能になり救助要請 県警ヘリで救助 八ヶ岳連峰権現岳で遭難 けがなし
八ヶ岳連峰権現岳の山頂付近(標高約2700メートル)で埼玉県草加市の会社員の男性(24)が、足を滑らせて滑落し、長野県警のヘリで救助されました。
男性は25日、三ツ頭登山口から単独で入山し、権現岳に登頂後、積雪により足を滑らせて約10メートル滑落しました。
男性は登山道に戻れなくなり、行動不能になったため、午前9時過ぎ、本人から救助要請があり、正午頃、県警ヘリで救助されました。けがはありませんでした。
警察によりますと、男性は冬山の登山経験がなく、装備も不十分だったということです。
警察は「雪山に対応した装備」、「天気を把握して無理な登山はしない」、「暖を取れるものや予備のバッテリーなどを携帯する」、「登山計画を家族にしっかり伝える」ことなどを呼びかけています。