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井上尚弥に〝爆買い〟サウジアラビアが試合オファー 長期契約なら大谷翔平級1000億円超メガマネー投入も
史上最速となる2階級4団体王座統一を達成。今後気になるのが、サウジアラビアからの〝メガオファー〟だ。24日に行われた試合前会見で、井上と共同プロモート契約を結ぶ米トップランク社を率いるボブ・アラム氏が、井上に対してサウジアラビアから試合開催のオファーが舞い込んでいることを明かした。
オファーの詳細は明らかになっていないが、大手広告代理店関係者は今後予想される〝破格の条件〟をこう指摘する。「サウジは今、サッカーやゴルフをはじめスポーツの興行に力を入れていて、世界的なコンテンツにはカネに糸目をつけない。そしてボクシングもターゲットになっている」とした上でこう続ける。
「彼らの手法からすると、井上選手の場合は数試合、あるいは生涯契約のような形でドカンとケタが違う額を提示してくるのでは」と推測する。サウジアラビアは政府系投資機関がスポーツの誘致を主導。試合の開催権、放映権やファイトマネー、プロモーターなどへのギャラも含めたオファーを提示する可能性がある。
「長期にわたっての契約となれば、巨額の契約金もつけてくるでしょう。井上選手は米国でも関心が高いが、相場を無視した勝負にならないような額で一気にカタをつける。1試合としても、100億円規模になることは間違いない」。サッカーやゴルフでもスーパースターを数百億円の巨額契約で次々と〝爆買い〟したが、今度は井上がその標的になるというわけだ。
井上の次戦相手はWBC同級指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)とWBA同級指名挑戦者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が有力視され、東京ドームでの開催プランもある。そうした中で、サウジがマネーパワーで〝モンスター獲り〟に動くのか。長期契約となれば、米大リーグ・ドジャース入りした大谷翔平投手に匹敵する1000億円超のメガマネーも夢ではなさそうだ。