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ソフトバンク、山川穂高のFA人的補償リスト提出 西武の「大物獲得事例」分析しプロテクト熟考
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1703515546/
ソフトバンクは25日、国内フリーエージェント(FA)権を行使して加入した山川穂高内野手(32)の「人的補償」を巡るプロテクトリストを西武側に提出した。三笠杉彦GMは「リストは送りました。もちろん考えました」と語り、この日までに球団内で熟考を重ねたことを明かした。
プロテクト対象は、今秋のドラフト指名選手と外国人選手を除く支配下28人。西武の編成ポイントを分析し、自軍のビジョンに沿った上で現有戦力を可能な限り守る必要がある。選手層は12球団トップクラス。ゆえに、有能な選手がプロテクト漏れする可能性は避けられないとみられる。高額な実績組を戦略的に外す胆力があるか、相手の補強ポイントを読み切れるのか、入団年の浅い選手を外す場合にアマ球界への悪影響はないかなど、難航を極めたことは想像に難くない。
かつてFA人的補償を巡っては、ホークスの元守護神・馬原孝浩が寺原隼人の獲得に伴いオリックスへ移籍。大きな代償を払った苦い過去がある。また近年では丸佳浩の巨人へのFA移籍で、広島が推定年俸2億2000万円の長野久義を求めた事例が大きなインパクトを残した。西武も過去に江藤智、内海哲也といった実績組を指名した例がある。当然ながら、ソフトバンク陣営はそうした西武の過去事例を分析した上で〝究極の28人〟をプロテクトしたとみられる。
なお、プロテクトリストの提出期限は来年1月3日までだった。補償は公示から40日以内に完了する必要がある。