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第100回箱根駅伝チームエントリー、23校が各16人の名簿提出 駒大・篠原倖太朗や中大・吉居大和ら
https://www.yomiuri.co.jp/hakone-ekiden/news/20231211-OYT1T50162/
2023/12/11 14:55
第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)のチームエントリーが11日行われ、参加する23校がそれぞれ16人の選手名簿を提出した。史上初となる2季連続の大学駅伝3冠を狙う駒大を、全日本大学駅伝で2位だった青学大などが追う展開が予想される。
駒大は日本学生ハーフマラソン選手権優勝の篠原倖太朗(3年)、アジア大会5000メートル代表の佐藤圭汰(2年)ら有力選手がそろう。前回大会で6区区間賞の伊藤蒼唯(2年)、5区4位の山川拓馬(2年)もおり、特殊区間でも優位は揺るがない。
前回2位の中大は2区で吉居大和(4年)、3区で中野翔太(4年)が連続区間賞を獲得し、波に乗った。その経験者が多く残っており、吉居の弟・駿恭(2年)ら下級生も育っている。過去最多14回の優勝を誇る古豪は虎視 眈々たんたん と頂点を見据える。
青学大は出雲で2区区間賞、全日本では2区2位と好走した黒田朝日(2年)が新戦力として台頭した。太田蒼生(3年)は前々回大会で3区2位、前回大会で4区2位。前々回の総合優勝を経験している選手も残っており、勝ち方を知っているチームだ。
国学院大は今季、山本歩夢(3年)と平林清澄(3年)がそれぞれ5000メートルと1万メートルの学内記録をマークした。過去最高順位は3位で、その更新を狙う。
順大は今夏の世界選手権3000メートル障害で6位入賞を果たした三浦龍司(4年)が最後の箱根駅伝に臨む。藤原優希(4年)と共に2人体制で主将を務めており、力強くチームを引っ張る。吉岡大翔(1年)は5000メートルで高校記録を持つ注目のルーキーだ。
早大は主将の菖蒲敦司(4年)が今夏の世界ユニバーシティー大会3000メートル障害で銅メダルを獲得した。石塚陽士(3年)は1万メートルで27分台をマークするなど、個の力は着実に向上している。
法大は前回8区で区間賞を獲得した主将の宗像直輝(4年)、1区で3位と健闘した松永怜(4年)ら上級生の力で上位をうかがう。
創価大の吉田響(3年)は東海大時代の前々回大会で5区2位の実績があり、今春から編入してきた。
城西大は前回大会の5区で区間新記録を樹立した山本唯翔(4年)が、世界ユニバーシティー大会1万メートルで銅メダルを獲得し、さらに地力をつけている。
東洋大は昨季の3大駅伝でいずれも欠場に終わったエースの松山和希(4年)が、今季も出雲、全日本は回避しており、その復活が鍵を握る。
予選会からの出場校では、首位通過の大東大が全日本大学駅伝で7位に食い込むなど好調だ。2位通過の明大、3位通過の帝京大などを含め、シード権争いも白熱しそうだ。
29日には区間エントリーが行われる。レースは来年1月2、3日、東京・大手町の読売新聞社前から神奈川県箱根町の芦ノ湖駐車場入り口までの往復217・1キロのコースで行われる。
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