12/21(木) 17:22配信
MBSニュース
JR海老江駅に勤務していた20代の男性駅員が忘れ物として届け出があったICカード乗車券「スマートICOCA」を着服し、延べ2万7000円分を不正に使用していたとして、懲戒解雇されました。
JR西日本の子会社「JR西日本交通サービス」によりますと、11月4日(土)JR東西線の「海老江駅」で改札業務を担当していた20代の男性駅員は、忘れ物として届けられた「スマートICOCA」を着服し、2万7000円分を不正に使用したということです。
「スマートICOCA」はあらかじめ登録されたクレジットカードからチャージ金額を後払いするサービスで、当初カードには7000円分がチャージされていたということですが、使い切った後、駅員が券売機で2万円を追加でチャージしたということです。
駅員は忘れ物として受け取ったその日の勤務後、数時間の間にコンビニ店やファーストフード店などでハンバーガーやドーナツなどを購入していたということです。
持ち主が使用履歴から不正使用を把握し、警察署へ相談したところ、駅員の関与が浮上したということです。
会社の聞き取りに対して、駅員は「忘れ物の登録作業が面倒だった。魔が差してポケットに入れてしまった」と着服を認めているということです。
会社は駅員を11月30日付で懲戒解雇にしたということです。