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【外国のスパイランキング】 3位北朝鮮の「スリーパー」、2位「KGBの後継組織」が暗躍する「ロシア」より危険な納得の1位
イスラエル「モサド」、韓国「国家情報院」、アメリカ「CIA」の意外な順位」』
https://news.yahoo.co.jp/articles/385d2c3b00229f558a76bede9cf015d96edf3be5
・日本人が殺害された事件の裏に…
5位はパキスタン。
ー中略ー
4位はイラン。
ー中略ー
・北朝鮮「スリーパー」の意外な実態
日本にとって脅威となる外国のスパイ、3位は北朝鮮だ。かつては30万人ほどの在日北朝鮮人がおり、
日本国内でも活発なスパイ活動が行われていた。
「北朝鮮にいる将軍様のために、日本や韓国に潜入しているのが『スリーパー』です。
彼らには情報収集だけでなく、いざ将軍様が立ち上がれと指令を出した際に一気に蜂起し、鉄道や発電所、
ダムなどのインフラを攻撃するミッションが与えられています。
ただ、スリーパーも高齢化が進んでおり、若い世代では密命を受けている人は少ないと見ています。
また2002年に北朝鮮が日本人の拉致を認めた事実は重く、北朝鮮に絶望して国籍を韓国に変えた人も多くいます。
北朝鮮のために立ち上がろうと思う人が減ることで、スリーパーも減少したのです。
とはいえ経済制裁によって外貨獲得の手段が限られている北朝鮮は、スパイを使いながら国家として犯罪行為に手を染めています。
デビットカードやクレジットカードの詐欺や、サイバー攻撃でビットコインを強奪するなど、金集めに必死です。
外交官さえも金がなく、酒やたばこにDVDの密輸や密売、偽札作りに手を染める者もいる。その意味では脅威になりうるでしょう」
2位はロシア。ソビエト連邦時代のKGB(国家保安委員会)は国外で情報活動や暗殺などの工作に関与し、
冷戦時代にはCIAと世界中でスパイ合戦を繰り広げた。国内でも秘密警察の役割を担い、軍の監視まで行っていた。
KGBは1991年に解散したものの、プーチン大統領は元KGBのスパイであり、側近にもKGB出身者が多い。
現在はFSB(連邦保安庁)、SVR(対外情報庁)、GRU(軍参謀本部情報総局)の3つがKGBの後継組織として存在している。
・ロシアスパイの「手口」
「FSB、SVR、GRUはいずれも日本支局を持っています。FSBは海上保安庁や海上自衛隊の装備を中心に情報を収集。
SVRは日本の最先端技術を狙い、世論工作も行う。そしてGRUは軍事情報を集めています。
3つの組織のスパイは麻布の大使館本館だけでなく、高輪の大使館別館にもいます」
ロシアのスパイというと、外国人だとすぐ見分けがつくと思いがちだろう。しかし実際にはアジア系の血が入ったロシア人もいるため、
一見してロシア人とわからないことも多いという。
「私の知る限りでも、ロシアのオペレーションは年間で2つ3つは潰してきました。
彼らは業界イベントや講演会でいろいろな人に接触し、重要度の低い情報を求めるところから関係を築く。
そして『お配りしたのが余ってしまって……』などと言いながらQUOカードを渡したり、『経費で落ちるので大丈夫です』と言って食事を奢ったりする。
ちょっとずつ相手の心の扉を開けていき、情報をとっていくのです」
実際、40歳代の元ソフトバンク社員が営業秘密をロシア人に渡し報酬を受け取っていた事件が発覚したり、
東芝の最先端技術が流出したりと、ロシアスパイによる被害は相次いでいる。
この時に盗まれた東芝の技術は、ロシアがウクライナで使用しているミサイル誘導システムに使われている可能性もあるという。
さて「日本にとって脅威となる『外国のスパイ』ランキング」、1位はどの国が選ばれたのか……?
・あらゆる場所に入り込む「中国スパイ」
1位となったのは、中国だった。日本には中国のスパイがたくさんいる、と耳にしたことがある人も多いだろう。
だが、その実態をつかむは容易ではない。
ー後略ー
現代ビジネス 12/23(土) 7:03配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1757f05c5f42155e8a498df29f5f9e0ca8f3070