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【ドジャーズ】MLBソウルシリーズを日本人がジャック?韓国紙が“嘆く”ワケ「キム・ハソンのためのシリーズが…」
韓国の首都ソウルに位置する高尺(コチョク)スカイドームが、日本の観客でいっぱいになる見通しだ。
サンディエゴ・パドレスとロサンゼルス・ドジャースが3月20~21日の2日間で対戦する「MLBワールドツアー・ソウルシリーズ2024」の主人公が変わった。
ドジャースが今冬の移籍市場で“攻撃的”な補強に乗り出し、日本のスーパースターを2人も獲得したためだ。
韓国ドーム球場に日本人が殺到?
まず、12月10日に“二刀流スター”大谷翔平(29)が10年7億ドルの超大型契約で加入した。スポーツ史上最高金額となる天文学な契約金でドジャースの一員となり、異変がない限りは来韓して開幕シリーズに出場する見通しだ。
そして22日、もう一人の日本人スターを迎え入れた。日本プロ野球の舞台を席巻したトップクラスのエース投手・山本由伸(25)だ。
『MLB.com』は22日、「ドジャースが山本と3億ドル以上の規模で契約を終えた」と報じた。契約規模は12年3億2500万ドルに達し、やはりこちらも超大型契約だ。
契約規模としては、1976年のクリーブランド・インディアンス(現クリーブランド・ガーディアンズ)の10年契約を越えたメジャー投手史上最長期間の契約だ。
金額も最高額だ。これまでは2019年12月にニューヨーク・ヤンキースとゲリット・コール(33)が結んだ9年3億2400万ドルが最高額だった。
パドレスにはすでに日本を代表するベテラン投手ダルビッシュ有(37)が在籍しており、大谷のドジャース加入が報じられたことで日本国内でもソウルシリーズに対する関心が高まった。
そこに山本まで加わり、日本から数多くの野球ファンが3人のスーパースターを一度に見られる高尺スカイドームに押し寄せる見通しだ。
一方、キム・ハソンのトレード説が絶えないこともあり、「韓国人選手のいないソウルシリーズ」となる可能性もゼロではない。
あらゆる面で、開催国・韓国の観客より日本の観客の方が増える確率が高まっている。