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パナソニックが6年ぶり天皇杯優勝 西田有志「夫婦なので。うれしく思う」 皇后杯優勝NECの古賀紗理那と夫婦アベックV
第1セット(S)の接戦を落としたが、迎えた第2S。16―21から一時、ベンチに下がっていた日本代表の西田有志を二枚替えで投入すると、いきなりライトから強打を決めた。22―24からは3連続でスパイクを打ち込み、相手に先にセットポイントを握られたが、西田の勝負強さが光った。28―29からも西田がライトから2連続で決め、最後は同じ日本代表のミドルブロッカー・山内晶大のブロック得点で大接戦の第2Sを取り切った。
セットカウント1―1で迎えた第3Sも、流れを手放さなかった。西田のライトからの強打で得点し、セッター深津英臣の絶妙なサービスエースもさく裂。ミドルブロッカー・エバデダン・ラリーもクイックで得点を重ね、第3S、第4Sを取り切り、逆転勝利を飾った。
今秋の24年パリ五輪予選では、日本男子の16年ぶり自力切符を獲得。西田、山内、エバデダン・ラリー、アウトサイドヒッターの大塚達宣、リベロの山本智大の5人の五輪予選メンバーがそろい、強力な布陣を超満員の観客が後押しした。
女子はNECが決勝で久光を3―1で下し、2連覇を飾った。エース・古賀紗理那がチーム最多19得点で2大会連続のMVPに輝いた。西田と古賀は昨年12月に結婚を発表しており、夫婦アベック優勝となった。
西田有志「ここまで本当に簡単ではなかった。優勝するという目標を1つ達成できてうれしく思います。今日はちょっと勝ちたい気持ちが前に出すぎて空回りした部分もあった。気持ちを落ち着かせてから、パフォーマンスを上げていけた。(女子はNECが優勝)まぁ夫婦なので。うれしく思います」
https://hochi.news/articles/20231217-OHT1T51144.html
【バレー】NECが久光を破り全日本選手権皇后杯を連覇 古賀紗理那が攻守で貢献「最高です」
https://www.nikkansports.com/sports/news/202312170000344.html