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浦和DFホイブラーテン、同胞ハーランド封じへ マンC戦で対戦心待ち「失うものはない」
浦和レッズのDFマリウス・ホイブラーテンは、サウジアラビア開催のクラブ・ワールドカップ(W杯)準決勝で欧州王者マンチェスター・シティ(イングランド)と対戦するゲームを控え、同じノルウェー人のFWアーリング・ブラウト・ハーランドらとのマッチアップについて「出てきたらお互いにノルウェー語で話しながらプレーするでしょうね」と話した。
浦和は決勝のみ今年の春に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022を制して出場権を獲得した。サウジアラビアの強豪アル・ヒラルと対戦した決勝戦、第2戦となったホームゲームではホイブラーテンのヘディングが相手のオウンゴールを誘った。今季に向けて加入したセンターバックは、GK西川周作、DFアレクサンダー・ショルツとともに最強守備陣の一角を形成し、J1最少失点の大きな力になってきた。
それだけに「シーズンを通じてディフェンスの部分、特にゴール前では特に良かった」と話すが、「シティという相手はまた別のテストになりますね。プレミアリーグのチームですから。明日、我々は全員がトップレベルでプレーしなければいけません。もちろんポゼッションは間違いなく向こうが上回るでしょう。それは正直に受け止めなければいけません。
しかし我々はしっかりと守って、チャンスが来たらシャープに決定力を保たないといけません。まずは冷静になることですね。もちろん相手も人間ですし、それ以上のものはないです。フットボールですから。まずはポジティブな思考で仲間同士で助け合い、勝つことを信じてプレーするのみです」と試合を見通す。
シティにはハーランドやFWオスカー・ボブといったノルウェー人アタッカーが所属する。クラブ世界一を決める舞台で、こうした同国人で対決できることを「素晴らしいですね、喜ばしいことです。ノルウェー人が世界ベストクラブでプレーしていますからね。特にハーランドは世界のベストストライカーです。明日プレーするか、様子を見てみましょう」と話す。
一方で、ピッチ上では対戦相手として彼らをストップするのが役割になる。「イエス。それが僕の仕事ですからね。もちろん難しいタスクだとは思いますが、まずは試合に挑んで自分たちらしく、彼が出てきたらお互いにノルウェー語で話しながらプレーするでしょうね。準備はできています、フィーリングも良いです。我々に何も失うものはありません」と、その意気を示した。
ハーランドの動向は流動的になりそうだが、少なくともホイブラーテンがベストパフォーマンスを見せることは、浦和が何かを起こすために必須条件になるだろう。
12/19(火) 18:30 フットボールゾーン
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f78c288c31994e9ba66ea4ff78f765790533784