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大阪府警は吹田署に勤務する21歳の男性巡査が、別の署に勤務する警察官の財布からキャッシュカードを盗み、ATMから現金50万円を引き出した疑いがあるとして、捜査を行っていると発表しました。
警察によりますと、吹田署の地域課に所属する男性巡査(21)は今年11月1日午後9時ごろ、大阪府堺市内にある遊戯施設で別の署に勤務する男性警察官(20代)らとボウリングをしていた際に、レーンのテーブル上に置いてあった警察官の財布からキャッシュカードを盗み、ATMから現金50万円を引き出した疑いがあるということです。
被害を受けた男性警察官が、11月中旬に口座の残高が減っていることに気づき、上司に相談、取引履歴などを確認し、店内の防犯カメラなどを捜査したところ、巡査の関与が浮上したということです。
巡査と被害を受けた警察官とは警察学校時代の同期生だったということです。
巡査は取り調べに対して、「財布からキャッシュカード1枚を盗んで そのキャッシュカードを使って現金50万円を引き出したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。さらに、盗んだのは「以前からキャッシュカードの暗証番号を知っていた 自分のことは疑われないだろうと思っていた」と話していて、盗んだ金は遊興費などに使うためだったということです。