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【もう嫌だ】 日本と韓国、ここへきて新たな「危機的な問題」が急浮上してきた…! 日韓「止まらない少子化」
「少子高齢化」が止まらない韓国。政府はあの手この手を使って子育て世代や若者世代への支援策を打ち出してはいるものの、進行した少子化を食い止めることは簡単ではなく、むしろ状況は悪化の一途をたどっている。
そんな中、先日、2024年に韓国に入国する外国人労働者数が16万5000人との見通しが発表され、注目を集めている。
これは今年よりも40%増えるうえ、過去最多となるという。
外国人労働者の受け入れは、特に中小企業や小規模事業者の慢性化する人手不足への解消が期待されていると同時に、新たな問題を生み出してもいるから、なおさら注目が集まっている形だ。
今回、2024年の韓国の外国人労働者が過去最高となることをめぐって、韓国メディアでは「移民国家」、「多人種、多文化国家時代」といった表現がされている。
韓国の人口は現在、約5155万人であり、このうち昨年出生した新生児数は24万9000人である。
新生児の出生数は年々減少を続けているほか、新生児のみならず来年度の小学校入学予定児童は40万人を下回り、これまた史上最少となることが見込まれている。
これだけ聞いても韓国の少子化が日本以上に深刻であることがわかるだろう。
・「選ばれる国」になれる…のか?
特に2017年から新生児の出生数は急速に減少し、
さらに2020年からの新型コロナによる社会生活の停滞がさらに追い打ちをかける形となった。
今後さらに児童数が減少するだけでなく、若年層を中心とした人口バランスの崩壊が進み、
様々な問題が韓国社会を直撃するのはこれからであることには不安でしかない。
そうした中で、外国人労働者が注目されるのは必然の流れだ。
いまや日本では、サービス業を中心にコンビニや飲食店、ホテルなどどこに行っても外国人労働者の姿を目にし、
外国労働者は日本社会の労働力の一部として根付いていることを実感させられる。
一方で、外国人労働者もよりよい待遇の国を求めて働きに行くため、簡単に来てもらえるとは限らない現実も浮かび上がってきている。
実際、日本の友人の話では、とにかくいまは日本語能力がそこまでではない外国人であっても、
求人をかけて応募に来てもらえるだけでありがたく、人材を選んでいる余裕はあまりないとのことだそうだ。
・日韓の「悩ましい問題」
かつては日本は高給の上、安全な国柄が好まれていたが、
いまや日本の給料水準も他国と比べて決して高いとはいえなくなってきているわけだ。
韓国でも増え続ける外国人労働者をどこまで確保できるのか、さっそく新たな問題も出てきている。
世界から見ても「少子化」で先端をいく日韓の悩ましい問題が、ここへきて浮上してきている。
田中 美蘭(ライター)
現代ビジネス 12/20(水) 7:32配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/da4a8ab349866ebabd01acb1c085ba53a1f84f03