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「Jリーグには驚かされた」 退任の浦和スコルジャ監督、日本サッカーレベルに感銘「将来は明るい」
ポーランドのレフ・ポズナンなどを率いてリーグ4回制覇の名将は今季、浦和の監督に就任。前任のリカルド・ロドリゲス監督からチームを引き継ぐと特に守備面からブラッシュアップしてリーグ最少失点のチームを構築。得点数が伸び悩んだことについて「もう少し時間があれば、という側面もある」とは話したが、決勝のみ今春だったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝でサウジアラビアの強豪アル・ヒラルを下し、リーグ戦では残り3試合前で優勝の可能性を残す上位争い、ルヴァンカップでも準優勝に導いた。
ポーランドからやってきた名将は1年間を戦ってきたJリーグという存在について改めて問われると、「この瞬間、少し難しい質問ですね」としながらも、少し考えて冷静に言葉をつないだ。
「私の監督キャリアの中でも今年が最も重要な1年になった。多くの面でJリーグには驚かされた。組織、スタジアム、サポーター、選手の質の高さもそうだった。そして、非常に競争力がありチーム間に差のないリーグだと感じた。順位表で最下位のチームと対戦する時も100%の集中力で戦わないと勝てない。そして、戦術的な規律のところでレベルの高いものがあった。日本人監督はそのような部分が得意だと思う。また、Jリーグでのメディアの皆さん、ジャーナリストの方たちもJリーグの中で品質の高いプロダクトの一部だと思う。1年間Jリーグで仕事をして、Jリーグという社会に所属する皆さんすべてに感謝したい。日本のサッカーの将来は明るいと思う」
このような点は、今季が加入1年目だったノルウェー人DFマリウス・ホイブラーテンもまた「このリーグは全員にスキルがあるので、すべての試合で集中しなければいけなかった。少しでも気を抜くと、パフォーマンスが出せなかった。それが要求されるリーグで、選手としてはすごくプレーを楽しめた」と話している。
12/4(月) 6:20配信 全文 フットボールゾーン
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