【天気】12月21日～　週間天気　福岡など西日本も積雪の恐れ　クリスマス頃にかけて寒さ続く

週間天気　福岡など西日本も積雪の恐れ　クリスマス頃にかけて寒さ続く

21日(木)～23日(土)、冬型の気圧配置が強まり、この時期としては強い寒気が南下する予想です。北～西日本の日本海側では荒れた天気となって、平地でも大雪となる可能性があります。

北海道～北陸の日本海側は週末にかけて、雪の降る日が続くでしょう。広い範囲で大雪が予想されますが、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる発達した雪雲が日本海から北陸に次々と流れ込み、雪の降り方が強まる見込みです。内陸部や山沿いなど多い所では、新たに1ｍ以上の積雪となり、大雪になる恐れがあります。立ち往生や停電の発生する可能性があり週末にかけて警戒が必要です。山間部ではなだれの発生する恐れもあります。

上空1500m付近の寒気の予想をみると、平地で雪の降る目安の−6℃以下の寒気は九州南部まで南下する予想です。さらに一段と強い大雪となる目安の−12℃以下の寒気が九州北部や中国地方に流れ込むでしょう。西日本の日本海側は平野部でも含めて雪が降り、福岡など九州北部も積雪となる恐れがあります。

西日本は23日(土)頃までが寒さのピークとなり、平年を大幅に下回る所もあるでしょう。福岡は21日(木)と22日(金)は最高気温が4℃と平年のこの時期と比べて、8℃ほど低くなります。東日本は25日(月)のクリスマス頃にかけて寒さが続き、日差しが届いても北風が強まり寒く感じられるでしょう。冬用のコートやマフラーを着用するなど、防寒対策を忘れずにお出かけください。