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亀田和毅呆然 フェザー級初戦はまさかの判定負け「自分の負けです」井上尚弥には謝罪 父・史朗氏「しゃあない」
「ボクシング・IBF世界フェザー級2位決定戦」(7日、大田区総合体育館)
12回戦で行われ、同級5位・亀田和毅(TMK)が、同級8位レラト・ドラミニ(南アフリカ)に1-2で判定負けした。
元世界2階級制覇王者の亀田和は、スーパーバンタム級から転級した初戦。IBF指定の「2位決定戦」と銘打たれ、ランキング浮上をかけた戦いには、父の史郎トレーナーがセコンドに復帰。親子鷹で3階級制覇と、世界スーパーバンタム級2団体王者の井上尚弥(大橋)が階級を上げた際の対戦を目指していたが、まさかの敗戦となった。
試合は、序盤からスピード感のある相手とのせめぎ合いが続き、和毅は連打や磨いてきた右ストレートをヒットさせた。9回には左右のボディーフックでダメージを与えた。10回には左ボディーで相手が倒れたが、導入されているビデオ判定でスリップに。この回には有効打で相手が右目上をカットするなどしたが、ジャッジ2人が相手を支持した。
今回は、亀田興毅氏がファウンダーを務める「3150 FIGHT vol.7」のメインイベント。WBC世界同級暫定王者・重岡優大、IBF世界同級暫定王者の重岡銀次朗(ともにワタナベ)の兄弟による、ダブル世界戦とともに行われた。
和毅は「判定が出たことに何も言うことはない。自分の負けです。(自分は)ジャッジのプロじゃないので何も言えない」と振り返り、「井上チャンピオンとの対戦をモチベーションにしてきたが、こういう結果に終わって、井上チャンピオンの名前を出して申し訳ない」と語った。父・史朗氏は感情を押し殺した様子で控室へ向かい、「しゃあない、しゃあない、結果やから」と敗戦を受け入れた。
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レラト・ドラミニに判定で敗れがっくりの亀田和毅(撮影・金田祐二)
https://i.imgur.com/RiQVgmH.jpg