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ドジャース・ロバーツ監督とは何者か? 那覇生まれ、好物はカレーライス…日本人母は「日本語を教えておけばよかった」
12/18(月) 6:02配信
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父は海兵隊勤務、母は日本人
出生地は、沖縄県那覇市。当時、同地の米国海兵隊に勤務していたアフリカ系米国人の父ウェイモンさんと日本人の栄子さんの間に生まれ、その後、父の複数の赴任地を経て米国サンディエゴに定住した。幼い頃から、軍人としての厳しさを持つ父にメンタリティーの重要性を説かれ、日本人特有の礼節を重んじる栄子さんの優しさを受けて成長した。空腹になれば、おにぎりを頬張り、大好物のカレーライスをたいらげた。ロバーツ自身は日本語を話せないだけに、栄子さんは「私がもっと日本語を教えておけば…」と悔やむものの、メジャー屈指の球団の監督となった今もなお、日本が特別な思い入れのある国であることに変わりはない。
じつはマイナスにならなかった、交渉の暴露
今回、大谷がFA市場で交渉解禁となった後、代理人事務所「CAA」が情報管理を徹底したことで交渉過程が一切漏れず、憶測情報が錯綜した。それでも、ロバーツ監督は、交渉が佳境に入った12月初旬、開催中だったウインターミーティングの会見で、「ウソはつきたくない。いずれ分かることだから」と、直前に大谷とドジャースタジアムで直接交渉していたことを明言した。
その直後には、機密情報を漏らしたマイナス面を指摘する声も聞かれたが、大谷のドジャースに対する好印象は変わらなかった。契約締結後、代理人のネズ・バレロ氏も発言を問題視しなかったことを明かしており、ロバーツ監督の実直な言動は結果的にプラスだったのかもしれない。
外野手起用も? ロバーツ監督の柔軟な思考
柔軟な思考を持つロバーツ監督は、すでに大谷について「外野手」としての出場も視野に入れるなど、既成概念に固執することなく、大谷の起用法を探り始めている。
「我々は非常に興奮している。この状況に本当に興奮している。球界で最も才能のある選手をドジャースのユニフォームを着る選手として迎えられる。これほど興奮することはない。最大限に期待されるのは分かっている」
日本ハム時代、大谷は野球人生の恩師とも言える栗山英樹監督と出会い、常にコミュニケーションを取りながら、メジャーへの道筋をたどった。その後のエンゼルスでは、毎年のように監督が交代する環境に身を置く、苦難の時期も経験した。
新天地で迎える来季。
日本人特有の思考や文化を知り、厳しさと優しさを兼ね備えたロバーツ監督は、新たなスタートを切る大谷にとって、最高の指導者、そして最良の理解者になれるのだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf63a1ba56b5a3fd3de54ba3ccf44ed9dc9ec8c?page=2
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