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大谷翔平に17番をあげたベテラン右腕が告白 「譲るつもりはなかった」背番号変更を決意した理由とは?
12月12日、ドジャースは、今オフにエンゼルスからフリーエージェントとなった大谷翔平の獲得を正式に発表した。注目を集めた契約は10年総額7億ドル(約1015億円)とプロスポーツ史上最高額となった。ただ、そのうちの97%が後払い契約であり、今後10年の年俸はわずか200万ドル(約2億9000万円)となっている。
そんな世界を驚かせた大谷の入団に際して、背番号の変更を求められたのは、中継ぎ右腕ジョー・ケリーだった。ドジャース入団2年目のベテランは、大谷の加入以前には、「2人でつけるのはどうだい?」と冗談めいて固辞する姿勢を見せていたが、最終的には二刀流スターに譲った。
しかし、簡単に譲ったわけではなかった。現地時間12月13日に球団のイベントに参加したケリーは、地元局『ABC7』などの取材に対し、17番が大学時代から着用してきた愛着のあるナンバーであったと告白。「誰にも譲るつもりはなかった」という。
それでも大谷に17番を差し出したケリーは、「僕はこれまでもカーショウ、プホルス、ベルトランといった殿堂入りする選手とともにプレーすることができた。そして、そんな17番を彼(オオタニ)に引き継ぐことができる。それは名誉なことだと思う」と吐露。そして、大谷本人と挨拶を交わした際のエピソードも明かしている。
「ここに来る前にオオタニとは話す機会があったんだ。彼はすでにトレーニングをしているし、より強くなるべく身体を強化していたね。ビデオのことをうれしく思っていて、背番号(を譲ってくれたこと)について『ありがとう』と言っていた」
大谷について「とにかくワクワクしている。彼は素晴らしい人間だ」とも明かしたケリー。今季は、背番号99で戦うベテランにも注目したい。
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