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【在日三世】 韓国が「日本に手のひら返し」で、「反日はもう終わった」への大きな違和感…! 「反日ちゃぶ台返し」
韓国に住んでいると、私が朝鮮学校に通っていた時代を思い出すことがある。
そんなことも文在寅政権時代には大声では言えず、尹政権になってやっと口に出して言えるようになった。
最近、韓国で起きている爆発的な日本文化ブームを「反日は昔…」と伝える報道が増えてきた。
事実、外食市場だけを見ていても、「反日って、いったい何だったの?」と思えてならない。
もちろん、反日不買運動が終わり、韓国内で誰にもはばからず自由を感じられることは良いことだ。
が、ここまで手のひら返しの様に、反日などなかったかのように楽しんでいる姿は少し怒りすら覚える。
・不思議な「反日」
韓国での「反日」は、言うまでもなく文在寅政権が22年5月までしていたことだが、
そこから1年も経たずに「昔」として過去のものとしてしまっていいのだろうか。
なぜか、その一方で「日帝時代」のことは昨日の様に引きずっているのも、不思議だ。
少し前のニュースで、イタリアのある大学で、韓国人留学生が大学教授に論破されたことが取り上げられていた。
韓国人の留学生がそれまで国の教育で受けた日本のイメージを「正論」として話し出したが、大学教授は真逆な説を唱えたというのだ。
結果、韓国人留学生は論破されたのだが、その動画が日本語アニメとしてわかりやすくあがっていたので、
日本語を勉強中の韓国人のカミさんにも教えた。
ちなみにカミさんは、週一2時間の家庭教師で1年半日本語を教わり、日本語能力試験でN3(5段階)の真ん中だ。
・韓国の「手のひら返し」
見終わったカミさんに「どうだった?」と聞くと、「これは以前に、韓国版もあったよ。私も何度か見たけど、日本語版のほうが詳しいね」としながら、
「韓国人は本当に国の教育と社会的環境が同じだから不憫だと思う。私も日本で数ヶ月住んでなければこういう思いにもならなかったけど……
本当に不憫でしょうがない」とため息をしながら話していた。
カミさんは高卒で、韓国で言われる高学歴エリートでもないが、これが一般的な韓国人の感覚と思える。
実際、私の知る韓国人の多くは同じような感覚の持ち主が多く、人生の中で「反日」に接しても日本についてより調べたり、
考えてみることをしない。ちなみに、私のカミさんも何も考えずに、左派の流すデマを信じて文在寅に投票していた。
私は「訪日韓国人が増えることで意識も変わるだろう」と話してきたが、それは横にいるカミさんの意識の変化を目の当たりに見て、
期待外れな希望(いつちゃぶ台返しが起こるかわからない国)を持っているからかもしれない。
韓国人にとって「反日思想」とは朝の挨拶の様に「おはよう」と言われれば返す鸚鵡返しと同じで、その行為を深く感じていないと思える。
韓国に住み、今の現状を見ると「手のひらを返す」ような親日文化の盛り上がりも理解できる。
・これから起きること
日本でもしっかり考えてくれる日本人は「韓国人が嫌いじゃない、反日をする者たちが嫌いなのだ」と言ってもらえるが、
まったくその通りである。それでも「反日」に転じやすい韓国人の思考も理解できる。
これからも訪日韓国人が増え、本人たちが考えることから学んで行ければ、
時間はかかるが次世代では日韓が冷静に話し合えるかも知れないと思うのだ。
豊 璋(在韓国コンサルタント)
現代ビジネス 12/17(日) 7:33配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bd471b947cda401a507fc93b6a04283a3f89757