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まさか…山本由伸とドジャースの交渉に大谷翔平が同席していた!「一緒にやろう」と猛営業
ドジャース移籍が決まった大谷翔平投手(29)がポスティングシステムでのメジャー移籍を目指しているオリックスの山本由伸投手(25)を直接、口説いていたことが分かった。
米スポーツサイトのアスレチックは13日(日本時間14日)に山本がドジャー・スタジアムでドジャースと面談した際に、「山本由伸に売り込みをかける営業チーム」として大谷、山本が大ファンというムーキー・ベッツ外野手(31)、フレディ・フリーマン内野手(34)といったスーパースター、バッテリーを組む可能性があるウィル・スミス捕手(28)などが同席したと報じた。
関係者によれば「山本に対するピッチは実に直球」だったという。山本がドジャー・スタジアムに足を踏み入れると、左中間と右中間の大型ビジョンに背番号18のドジャーブルーのユニホーム姿の山本の映像とともに歓迎メッセージが表示され、プレゼンテーションが始まったという。
面談に赴いた山本はドジャースサイドの顔ぶれを見て驚いただろう。大谷、ベッツ、フリーマン…。すでに面談しているメッツのコーエン・オーナー、ヤンキースのスタインブレナー・オーナーを上回るインパクトだ。
実はドジャースは大谷がメジャーに挑戦した2017年12月の面談の席に左腕エースのカーショーを同席させている。この時はエンゼルスを選んだことで実を結ばなかったが、雲の上の存在である大谷やベッツに「一緒にやろう!」と声を掛けられたとしたら、気持ちが大きく傾いても不思議ではない。
同サイトは3億ドル(約435億円)とも言われる山本の契約には4960万ドル(約72億円)の移籍金が発生することになると伝えたが、「ドジャースは大谷に対し200万ドル(約2億9000万円)しか払わず、後払い資金については2シーズン考慮しなくていいことから、山本と契約できた際にかかる費用を難なく飲み込むことができるだろう」と分析する。大谷が契約の97%を後払いにしたことで山本とのW獲りが可能になった。
同サイトは10月に「山本が他の日本人選手と一緒にやることに対し、オープンな考え」と伝えたが、FAランキングで1位の大谷と2位の山本の日本最強コンビが誕生すれば戦力だけではなく、営業的にもとてつもないプラスだ。
今年の超大物獲得に備えて昨オフの補強を控えたドジャースは一転、主役だ。レイズとタイラー・グラスノー投手(30)およびマーゴー・マヌエル外野手(29)らのトレードを交渉中だという。
20年以来のワールドシリーズ制覇へ本気のドジャース。山本の決断を持つ。