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【パヨク速報】国民民主・山尾志桜里、引退
▽以下は山尾氏が掲載した文面
国会が閉会しました。
コロナ禍こそ、法律を作ったり、行政をチェックしたりするために、国会を開いておかなければいけないのに、延長が認められなかったのは残念なことです。
なんとか閉会中でも、国会議員である以上は、工夫をして、やるべき仕事をしっかりやっていきたいと思っています。
ただ、私には政治家とは別の立場で新しくスタートしたいことがあります。
そこで、今回の任期を政治家としての一区切りとしたいと思います。
2009年に国会議員となって12年、現職としては10年務めたことになります。
微力ながら10年間でいくつかの役割は果たすことができました。
一方、10年かけてできなかったことは、次の10年でもできないと感じます。
政治家という仕事を経験し、政治家一筋というキャリアが標準モデルとなっていることに何度も違和感を覚えました。
政治家以外にもやれることがあり、やりたいことがある人こそが、期間限定で政治家をやるようになるといい、そう確信しました。
そういう人たちは、次の選挙のために必死になる労力と時間を、きっちり任期中の仕事に振り向けられるからです。
永田町に一番必要なのはプレーヤーの交代です。
現職がいても毎回予備選をやること。
そして議員任期を制限すること。
新陳代謝をシステム化するには、この2つで必要十分。
そう思って私なりに様々な場面で提案してきましたが、実現まではまだ時間がかりそうです。
ということで、まずは私自身が、この3期10年で区切りをつけようと思います。
別の場所からやってきて、次の場所へと去っていく。
これが当たり前のキャリアの一つになるといいな、と思います。
そして、新しく挑戦したいこと、そのフィールドとしての次の場所については、しっかりと任期を全うしてから、自分なりの方法でお伝えします。
日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/m/general/nikkan/news/amp/202106170000588.html