「夫婦を変える驚きのアドバイス!和田秀樹が語る異性関係の重要性とは?」

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「夫婦を変える驚きのアドバイス!和田秀樹が語る異性関係の重要性とは?」

中高年の異性との交際はどのようにあるべきか。医師の和田秀樹さんは「男性目線ではあるが、年齢を聞いて60代と言われても、美しい女性であればおつきあいしてみたいと思うのは当然だ。夫婦間に愛情やトキメキがないのなら、お互いに別の異性と付き合ったらいい。性ホルモンの分泌もよくなり、お互いの見た目も若返る」という――。

※本稿は、和田秀樹『60代からの見た目の壁』(エクスナレッジ)の一部を再編集したものです。

■美しすぎると思う60代以上の女優ランキングを見た結果

人気脚本家の中園ミホさんが、以前、新聞の悩み相談の回答で、こんなことを書いていらっしゃいました。

「50代のころ、男性の仕事仲間から『中園さん、もう年齢を正直に言っちゃダメですよ。ガッカリされるから』と忠告され、すごく腹が立ちました。半世紀以上、一生懸命生きてきたのに、その年月を隠せっておかしいじゃないですか。実年齢を聞いてドン引きしたり、席を立ったりするような人とは付き合わなくていいのではないでしょうか」
日本経済新聞、なやみのとびら、21年7月8日)。

これは、年齢を聞く男性に、以前の記事で私が述べた「年齢バイアス」が働いているからでしょう。

実年齢を聞いて引くような男を相手にするな、というのは私も正論だと思いますが、世の中には年齢バイアスに支配されている人が多いのも事実です。

残念ながら、外見が老け込んでくると、女性も男性も恋愛そのものをあきらめてしまうような気がします。

でも今は60代でもきれいな女性はたくさんいます。

インターネットランキングで、「美しすぎると思う60代以上の女優は?」というのがあったので、1位から10位までを列挙してみます。

石野真子さん、吉永小百合さん、大地真央さん、黒木瞳さん、宮崎美子さん、風吹ジュンさん、紺野美沙子さん、草笛光子さん、片平なぎささん、夏木マリさんです。(gooランキング、21年5月25日)。

これを見ればわかるように、今の60代は昔の60代とはまったく違います。70代や80代でも、美しく見せる努力をしている女性は美しいのです。

男性目線ではありますが、年齢を聞いて60代と言われても、美しい女性であれば、おつきあいしてみたいと思うでしょう。

今や60代だろうが70代だろうが、魅力的であるかどうかのほうが大事です。今後はますますそうなってくると思います。

■単なるイケメンではなく、大人の魅力を感じる男性とは?

女性だけでは不公平なので、同じサイトの男性版ランキング、「シンプルに顔が好きな60代俳優ランキング」の1~10位は次のようになっています。

草刈正雄さん、寺脇康文さん、渡辺謙さん、遠藤憲一さん、水谷豊さん、生瀬勝久さん、佐藤浩市さん、小日向文世さん、役所広司さん、時任三郎さんです(gooランキング、22年5月10日)。

サイトのコメントには「積み上げてきた実績だけでなく、年齢を重ねた彼らの顔からは大人の色気を感じますよね」とありますが、単にイケメンというだけでなく、大人の魅力を感じる男性ばかりです。

もう年齢バイアスにとらわれるのは、やめましょう。自分が好きな人の実年齢が何歳であろうと、おつきあいしたいと思えるかどうかのほうが大事なのです。

■プチ同窓会には異性を誘おう

恋愛したいと思っても、出会うチャンスがないという人がいます。でも今はマッチングアプリというものがあるので、スマホが使えれば出会うチャンスがつくれます。

マッチングアプリに登録する男女は、異性とおつきあいすることが目的ですから、おつきあいに発展する確率も高いと言えます。

60代や70代の高齢者向けのマッチングアプリを選べば、自分の年齢に近い年代の異性と出会える確率がさらに高まります。

マッチングアプリで知らない人といきなり出会うのはどうも……。という人は、プチ同窓会で見つけるというのはいかがでしょうか?

同窓会をやろうとして、同窓生みんなに連絡するのは大変ですが、仲のよかった仲間どうしで会うなら、わりと簡単にできるのではないでしょうか。

だから小さな同窓会、プチ同窓会です。人数は4、5人から多くても10人くらいがよいと思います。

私の別の著書でも、昔の友人とは積極的に会うことを提案していますが、そこに異性も参加してもらうのです。

年賀状のやりとりくらいはしていても、もう何十年も会っていない昔の仲間がいると思います。連絡先がわかれば、異性の仲間も積極的に誘ってみましょう。

年をとるとだんだん、昔の仲間とは会わなくなるので、誘われたほうもうれしいでしょう。

■「モテたい」と思う気持ちに火をつける

別にそこでナンパしようとあせる必要はありません。ちょっとでも「モテたい」と思う気持ちに火をつけることが大事なのです。

プチ同窓会に1人でも異性が参加するとわかれば、みんな気合いを入れておしゃれしてくるでしょう。男性の中に女性が1人というケースであれば、男性はみんなスーツを着てくるかもしれません。

でも別に彼女とどうにかなろうと期待しているわけではありませんよね。

人間は人の目を気にする生き物ですが、とくに見られる相手が異性だと、よく見られたいという意識が強く働くような気がします。

もちろん、異性の参加者が増えれば、その中から恋愛に発展することもあるでしょう。

60代、70代ともなれば、親の介護や家族の問題で悩んでいることも多いものです。そんな異性の悩みの相談に乗ってあげたりすれば、そこから恋が始まるということもありえないことではありません。

■笑いは免疫力を高めて前頭葉も刺激

異性のいるプチ同窓会だからと、ガツガツした態度を見せてはしょうがありません。お互いよい大人ですから、まずは会話を楽しむことから始めましょう。

幼なじみとか、学生時代の友人は、利害関係がないので、いくらでも話題はあると思います。お互い人生経験が長いですから、昔話だけでは尽きないでしょう。

さて、会話を楽しくするためには、「笑い」を意識することが大事です。あなたは人を笑わせるトークができますか?

笑いは健康にとって欠かせないものです。

笑いが免疫力を高めるというのは、いろんな研究で明らかにされていますが、60代、70代、80代を元気に過ごすためには笑いのある生活が大事です。

また意外性がないと笑いはとれないので、人を笑わせようとすると、前頭葉をよく使うことになります。つまり意欲を高めて、見た目年齢を高めるのに、笑いが重要であるということです。

よくテレビクイズ番組に、「一流大学」の卒業を売りにしている芸人が出てきて、誰も解けないような難問を解いて話題になったりしていますが、本業の芸のほうは、僕は少しもおもしろいと思ったことがありません。

クイズは強いけど、笑いがとれないのでは、この芸人は高学歴だけど前頭葉が発達していないのかもしれません。

そんな人の真似をすることはありません。今はわからないことがあれば、すぐスマホで調べられるので、知識や情報をたくさん持っていることは意味がありません。

■下手に受けない下ネタならやめたほうがいい

むしろ、人を笑わせたり、和ませるトーク術を持っているほうがかっこよく見えますし、異性にモテることにもつながります。

気を付けなければいけないのが下ネタです。

笑いと同じように、下ネタも前頭葉を使う要素があるのですが、異性の前では注意してほしいのです。

私が理想的な生き方をしていると思っているタレントの1人に、俳優の高田純次さんがいます。

彼はついつい下ネタ的なトークをしてしまうのですが、それでいて不快な感じがまったくありません。だから、彼の下ネタは天性のものだと思っています。

高田さんのような下ネタは、才能がないとできません。下手に受けない下ネタを言うと、異性が不快な思いをすることもあるので、自信がない人はやめたほうがよいでしょう。

女性のいない居酒屋談義で、おじさんたちどうしで、くだらない下ネタで盛り上がるのは別にかまいません。でもそこに1人でも女性が会話に入っているなら、下ネタはNGです。

今のご時世、場合によってはセクハラになることもあるので、注意してください。

■夫婦で異性とのつきあいの範囲を決める

60代や70代の恋愛を推奨していますが、パートナーがいる人は恋愛をしてはいけないのでしょうか。

どちらかというと、日本は女性の浮気に厳しいような気がします。

女性が妻子ある男性と恋愛すると、有名人なら週刊誌に「略奪愛」とか書かれて、さんざん叩かれます。それに対して、男性の浮気に対してはメディアの追求も甘いですね。

男性に浮気をさせない代わりに、女性も恋愛を自主規制する。それが今の日本の考え方のような気がします。

だったら、男性の浮気を許容する代わりに、女性も浮気してもよいと私は思っています。

もはや夫婦間に愛情やトキメキがないのなら、お互いに別の異性とつきあったらよいのです。そうすれば、性ホルモンの分泌もよくなり、お互いの見た目も若返ります。

夫婦がそれぞれ、外で異性とおつきあいをして、家に戻ってきて、お互いの魅力を再発見するとしたら、それはそれでよいことだと思います。

そのためには、事前に夫婦間で、お互いに異性とつきあってもかまわないということを了承しておくことが重要です。

■制約があったとしても、異性と会うのは楽しい

問題は肉体関係にまで発展してよいかということ。もちろん、歌舞伎の世界のように、夫婦間でそれが許容されている(今は違うようですが)ならかまいませんが、このへんは価値観なので、よく話しあっておく必要があると思います。

少なくとも、お互いが60代以上であれば、子どもができる心配はないので、肉体関係を認めてもよいような気がしますが、やっぱりさすがにそれはダメでしょうか。

だったら、異性と2人だけで食事をするだけならいいけど、エッチをしては絶対にダメと、お互いにつきあってよい範囲をしっかり決めておくのはどうでしょうか。

その制約があったとしても、異性と会うのは楽しいはず。

学生の頃の異性の友人に会うことすらがまんしなさいといわれたら、精神衛生上よくありませんし、見た目はもちろん、老化予防のためにもよくありません。

この意見に賛同できるなら、パートナーにもこの本を見せて、話し合ってみてはいかがでしょうか。あんがい異性と食事に行くくらいは、お互いに認められるのではないかと思います。

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和田 秀樹(わだ・ひでき
精神科医
1960年大阪市生まれ。精神科医。東京大学医学部卒。ルネクリニック東京院院長、一橋大学経済学部東京医科歯科大学非常勤講師。2022年3月発売の『80歳の壁』が2022年トーハン・日販年間総合ベストセラー1位に。メルマガ 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」

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※写真はイメージです – 写真=iStock.com/byryo

(出典 news.nicovideo.jp)

和田 秀樹(わだ ひでき、1960年〈昭和35年〉6月7日 – )は、大阪府出身の評論家(教育・医療、政治・経済)、精神科医(川崎幸病院精神科顧問)、臨床心理士、映画監督、小説家、管理栄養士。 複数の大学、大学院の非常勤講師(後述)や東進ハイスクール顧問も歴任。和田秀樹こころと体のクリニック、和田
78キロバイト (12,154 語) – 2023年12月2日 (土) 17:56
夫婦とはパートナーシップですが、個々の人間としても成長や発展を遂げることは重要です。もし夫婦間にトキメキがなくなってしまった場合、お互いに許し合いながら別々の異性との関係を築くことで、個々の心の充実度を高めることができるかもしれません。試してみることで新たな発見や喜びが見つかるかもしれません。

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