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キラキラネーム終了で名前ランキングに変動…一文字ネーム増加の理由
読売新聞
ベネッセコーポレーション(岡山市)が展開する妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」は、2023年に生まれた赤ちゃんの名前ランキングを発表しました。女の子の1位は8年連続で「陽葵」(主な読み「ひまり」)、男の子の1位は前年5位の「蓮」(主な読み「れん」)でした。「読み」や「響き」を重視する傾向とともに、人気のタレントやスポーツ選手、アニメやドラマの登場人物に由来する名前が上位に入っています。
「たまひよ」は2005年から毎年、赤ちゃんの名付けに関する調査を行い、「名前ランキング」を発表。2023年も1月1日~9月27日に生まれた赤ちゃん約28万人の名前を調査・集計しました。
【女の子】あの鳥のようにはばたいて
8年連続で1位となった「陽葵」は、「ひまり」のほかに「ひなた」「ひな」「ひより」などの読み方があります。「太陽のように明るく、 向日葵ひまわり のように常に明るい方を向いて育ってほしい」といった願いが込められていると「たまひよ」は分析しています。
「陽葵」は、SNSなどで読みにくい「キラキラネーム」と指摘される一方、ランキングの常連で一般化した名前という見方もあります。
2位は、前年と同じ「凛」(主な読み「りん」)がランクイン。音の響きの良さや、「 凛々りり しく優しい子に育ってほしい」という願いが込められているそうです。3位の「翠」(主な読み「すい」)は、前年の16位から大きくランクアップしました。名づけの由来としては「翡翠(カワセミ)のように飛躍した人生を送ってほしい」などの声が寄せられたといいます。
【男の子】あの花のようにたくましく育ってほしい
「蓮」が1位になったのは、2005年のランキング発表開始から7回目。「 蓮はす の花のように強くたくましく育ってほしい」などの思いを込めて名付ける人が多いそうです。
2位の「碧」(主な読み「あお」)は、前年1位から順位を下げたものの、人気の名前として定着しています。「青い空のように澄んだ心で真っすぐな人になってほしい」といった願いが込められた名前といいます。「読み方が分からない」という指摘がある3位の「陽翔」(主な読み「はると」)は、前年2位からランクを下げました。
連、碧、葵、凜、陽、暖…一文字が人気の理由は?
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