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【いつもの韓国の妄想】様々な視点から天皇の血統に百済の血が混じっていることを明らかにする、金容雲著『天皇は百済語を話す』
▲『天皇は百済語を話す』(キム・ヨンウン著|ハノル社)
「日本天皇の主張のように、天皇になぜ百済の血が混じったのか、古代韓国・日本語と修辞で解明した本」。
2001年12月23日、日本の第125代アカヒト元天皇(訳注:アキヒト(明仁)上皇の間違い)は第50代天皇人、桓武天皇の生母が百済武寧(ムリョン)王の子孫だと続日本紀に記録されており、韓国との縁を感じると発言した。2013年、奈良県で開かれた国際大会でも続日本紀を引用してもう一度この話をした。
この本は続日本紀に記録された何行かの文章とアカヒトのいくつかの発言が全てではない。言語と記録、修辞を通じて読者がわかりやすく解説する。
日本という島が形成された時に入ってきた南方系と北方系のうち特に韓半島を通じて入ってきた北方系が新羅語ではなく、高句麗、百済語と類似の古代日本語を駆使し、高句麗系修辞と日本修辞の類似点まで加えた。
古代史の前漢が呼んだ倭は百余りの小さな都市国家の通称で、そこから頭角を現わした南方系と推定されるヤマト王朝と九州で国を建てたとされる百済・北方系と類推されるクノグク(狗奴国)を通じて百済との関連性を説明する。
韓日関係は単に日本の帝国主義から始まったわけではなく、6~7世紀に百済の王家と宮中では百済語を話をした飛鳥王朝が白村江の戦いで全国民の0.36%にもなる3万2000人を出兵させて戦い、ここから壬辰倭乱を経て、日帝まで形成されたと主張する。
東京で生まれ早稲田大学出身で日本をよく知る著者、金容雲(キム・ヨンウン)が日本王家のルーツ、文法・音韻とさらに方言・修辞に至るまで様々な見解から天皇の血統に百済の血が混じっていることを明らかにする。増補版
著者キム・ヨンウン漢陽大名誉教授は韓国を代表する数学者で日本文化比較の大家だ。東京生まれで早稲田大、米国オーバーン大学院を経てカナダのアルバータ大学でそれぞれ理学修士と博士学位を受けた。米国ウィスコンシン州立大助教授、日本の神戸大学と東京大学、日本国際文化研究センターなどで客員教授を歴任した。
国内では数学史学会会長、漢陽大学大学院長などを歴任し、数学文化研究所長に在職した。著書は「韓国人と日本人」シリーズ、「韓日間のからまった糸」「日本語は韓国語だ1,2」の他に多数の数学関連著書がある。
ヤン・ヒョンモ記者
スポーツ東亜(韓国語)
https://sports.donga.com/Section/article/all/20210616/107467626/2