あわせて読みたい
ブライトンが2-1でブレントフォードを下す! 先発の三笘薫はアシストで同点弾を演出
3日に行われたチェルシー戦で敗れたことにより、公式戦8試合ぶりの敗戦を喫したブライトン。ヨーロッパリーグ(EL)では決勝トーナメント進出を決めた一方で、リーグ戦に限っては直近5試合で1勝のみと苦しんでおり、不振からの脱却へ向け敵地で勝ち点「3」を狙う。日本代表FW三笘薫は左ウイングで先発に名を連ねた。
【動画】三笘がアシストで同点弾を演出!https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20231207/1838643.html/2
試合は、序盤からブライトンがボールを支配してブレントフォードを押し込む展開に。20分には相手陣内でのポゼッションから、ピッチ中央でボールを持ったビリー・ギルモアが右サイドに展開し、ポケットに駆け上がってきたジャック・ヒンシェルウッドがファーストタッチで持ち運びクロスを送る。しかし、ニアに飛び込んできた左サイドバックのパスカル・グロスが、ダイレクトで合わせたものの、うまくミートできずに枠を外れてしまった。
対するブレントフォードも、25分にハーフライン付近で相手GKのロングボールをカットして素早いカウンターを仕掛ける。シャンドン・バプティストとのワンツーで中央を突破したヴィタリー・ヤネルトが、推進力のあるドリブルでペナルティエリア内に侵入すると、ブライトンのセンターバックを務めるヤン・ポール・ファン・ヘッケが背後から手をかけてしまいPKを獲得。キッカーのブライアン・ムベウモが冷静に沈めて、ブレントフォードが先制した。
リードを許したブライトンだったが、直後に試合を振り出しに戻す。31分に、GKからパスを繋いでプレスを打開すると、ジョアン・ペドロから左サイドでボールを受けた三笘が、DF2枚を引きつけてボックスへと持ち運ぶ。フリーとなったグロスにパスが渡ると、トラップから左足を振り抜き、鮮やかにネットを揺らして同点弾を決めた。
1-1で迎えた後半は、頻繁に攻守が入れ替わる激しい展開となる。51分には、味方のロングボールに反応したブレントフォードのフランク・オニェカが、右サイド深くでグロスとのコンタクトを制してボックス内に侵入。マイナスの折り返しにニール・モペイがダイレクトで合わせたシュートはDFにブロックされ、跳ね返りを再度ヨアヌ・ウィサが狙うが、ヒンシェルウッドがゴールラインへとカバーに入り、得点には至らない。
すると、そのわずか1分後、細かいパスワークから三笘がペナルティエリア左角でボールを受けると、カットインをフェイントにしてポケットに走り込むグロスへとスルーパスを供給。滞空時間の長く柔らかいクロスを送り、大外にポジションを取っていたヒンシェルウッドが、打点の高いヘディングで合わせて逆転に成功した。
結局、試合はそのまま2-1で終了し、ブライトンが勝利を収めた。次節は9日に行われ、ブライトンはホームでバーンリーと対戦。ブレントフォードはホームでシェフィールド・ユナイテッドと対戦する。
【スコア】
ブライトン 2-1 ブレントフォード
【得点者】
0-1 27分 ブライアン・ムベウモ(PK/ブレントフォード)
1-1 31分 パスカル・グロス(ブライトン)
2-1 52分 ジャック・ヒンシェルウッド(ブライトン)
12/7(木) 6:44 サッカーキング
https://news.yahoo.co.jp/articles/947fb43a7f6b70f452265f9ae4a94306b7d02283