あわせて読みたい
なでしこジャパン、ブラジルに2-0勝利! セットプレーで南が均衡を破り、田中美が鮮烈ミドル弾!
今回のブラジル遠征は2試合が組まれ、11月30日の1戦目は3-4で惜敗。リベンジを期して臨んだ2戦目、日本のスタメンは以下のとおり。
GKは田中桃子、4バックは右から清水梨紗、古賀塔子、南萌華、遠藤純、アンカーに熊谷紗希、インサイドハーフは杉田妃和と林穂之香、ウイングは右に藤野あおば、左に猶本光、1トップは田中美南というラインナップだ。
立ち上がりは、南のクリアがポストに当たって、あわやオウンゴールという場面もあり、落ち着かない展開だったが、慌てずに試合を進めていく。藤野を起点に惜しいチャンスを作るなど攻勢をかけると、17分にセットプレーから先制する。
遠藤の右CKにファーで南がダイレクトで合わせる。シュートは相手に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。
さらに19分、左サイドからのパスを受けた田中美が、ゴールまで距離があったものの、思い切りよく左足を振る。狙いすましたシュートでネットを揺らし、リードを広げる。
30分には中央から崩されて波状攻撃を受けるも、いずれも田中桃の懸命なセーブや清水のカバーリングでゴールを割らせない。
押し込まれても個々が身体を張って守り、マイボールにすれば連動したパスワークで局面を前に動かしていく。攻守両面で盤石の戦いを見せた日本が、前半を2-0で終える。
迎えた後半、日本は杉田→石川璃音、林→長谷川唯と2枚の交代カードを切り、システムを4-3-3から3-4-3に。布陣は変わったが、組織的かつコンパクトな陣形を保ち、集中した守備から攻撃を繰り出していく。
62分にはアクシデント。4分前に途中出場していた宮澤ひなたが、負傷により交代を余儀なくされ、長野風花が投入される。
後半は劣勢の時間が長く続いたが、要所を締め、粘り強い守備で対抗。攻撃での見せ場は限られたものの、相手の反撃をシャットアウト。最後までリードを守り抜き、勝利を手にした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d0eda8ecea25284134567df3816f8c9a9940004