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番組では、エンゼルスからFAとなり来季の去就が大いに注目される大谷の、来季エンゼルス残留の可能性について議論した。
来季の所属先としてエンゼルス残留に加えて、ドジャース、ブレーブス、レンジャーズ、ダイヤモンドバックス、フィリーズと番組が予想するチーム名を列挙。しかし、エンゼルス残留確率を80%、エンゼルス移籍を20%と予想する猪瀬氏は「2、3カ月前ぐらいにアメリカ国内でも“エンゼルス残留の可能性あるよ”っていうニュースが大きくなって。1カ月半ぐらい前になると、短くて大きな契約で残るんじゃないのかっていう報道も日に日に大きくなっている状況ですね」と自身の取材を踏まえて話した。
MCのタレント・恵俊彰から残留の可能性を問われた五十嵐氏は「僕はゼロに近いと思ってますね。(猪瀬氏に)ここまで大きく出られたら、僕も大きく出ないといけない」と早くも対抗意識を燃やした。
それでも、猪瀬氏は「手術した後の完全復活までの成功体験が大谷選手にもありますし、エンゼルスの球団職員にもあるんですね。それを考えると、成功体験というものが残留への決め手となるんじゃないかなと思ってます」と推測した。
すると五十嵐氏は「僕ね、ここでちょっと待った出していいですか。このために作ってもらったんです」と、スタッフに作ってもらった「ちょっと待ってカード」を掲げた。これには恵も「“ちょっと待った”ってねるとんみたいなことやっている」と、往年の人気番組「ねるとん紅鯨団」の決めぜりふを引き合いに出してツッコんだ。
五十嵐氏は、手術をして復活させるというノウハウは他の球団にもあると指摘。さらに猪瀬氏の予想する短期契約での残留について、「(完全復活したときに)FAってなると、“大谷選手、それでいいのかって”(いう声が出てくる)。エンゼルスを踏み台にして、次に行っちゃうんじゃないかというイメージになっちゃうんですか」と大谷のイメージダウンを危惧した。
続けて「強いチームでやってもらった方が大谷選手にとってもモチベーションが上がると思う。ドジャースだったら休める環境なんですよ。エンゼルスだったら負けちゃうから、大谷選手がいないと。ドジャースは大谷選手を休ませても勝っていける組織力があるんですよ」と話した。
今度は猪瀬氏が「ちょっと待ったカード」を掲示すると、「大谷さんの場合は試合に出続けながら、毎日ピッチャーとしてのリハビリを水面下で粛々と進めなきゃいけない。これが非常に難しいんです。これの情報の蓄積は他球団には一個もありません」と二刀流のリハビリ法のノウハウはエンゼルスにしかないと断言した。
しかし、続けて猪瀬氏は大谷の1回目の手術からのリハビリで主導的役割を果たした人物は現在、エンゼルスからドジャースに移籍していることを明かし、「100%エンゼルス(残留)だと思ったんですけど、いろいろな情報が耳に入ってくるんです。たくさん細かい情報が入ってきているので、20%がそこに反映されてます。(ドジャースとエンゼルスの)2択だと思います」とドジャース入団の可能性も指摘していた。