日本ハム・山本拓実、来季は「リーグ最多登板を目指す」 増額更改に「札幌への引っ越し代に充てようかな」

11/29(水) 15:11配信
中日スポーツ

　日本ハムの山本拓実投手が２９日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉に臨み、今季年俸１３５０万円からのアップ提示を受け、サインした。山本は６月に中日からトレードで加入し、移籍後は２６試合に登板して、防御率１・５０と大車輪の活躍。来季へ向けて、「リーグ最多登板を目指す」と大きな目標をぶち上げた。

　どの場面で投げてもいい。誰よりも「任せた」とマウンドを託される投手であり続けたい。山本拓がこだわる数字が「登板数」だ。「チームで一番、リーグで一番多く投げたい」。今季はセ最多が島内（広島）の６２試合。パ最多が鈴木翔（楽天）の６１試合。山本自身の過去最多は中日で１４試合、日本ハムで２６試合に登板した今季の４０試合。来季は６０試合を目安に投げまくると語った。

　今オフは体力強化に注力。「今の時期はランニングを特に増やしている。シーズン中は移動も大変。オフにしっかり取り組むことが大切」と登板数がかさんでもバテない土台を養っている。

　昇給した分は、「札幌への引っ越し代に充てようかな」と山本拓。北の大地に根を張り、新時代の”鉄腕”となる。

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