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2023MotoGP第20戦バレンシアGP バニャイア優勝でタイトル防衛。2年連続でチャンピオンに輝く
https://news.yahoo.co.jp/articles/5eeca3fa0ce0aa5fc010ea23297c6bac48ce7815
11月26日、2023年MotoGP第20戦バレンシアGP MotoGPクラスの決勝がスペインのリカルド・トルモ・サーキットで開催され、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が優勝を獲得して、2年連続のチャンピオンに輝いた。
19997年1月14日に生まれ、現在26歳のバニャイアはイタリア出身のライダーだ。2013年にMoto3クラスでデビューを果たすと、2016年には2勝を含む6度の表彰台でランキング4位で終えた。2017年からMoto2クラスにステップアップし、2018年には8勝を含む12度の表彰台でチャンピオンに輝いた。
そして、2019年にMotoGPクラスに昇格し、ドゥカティのサテライトチームであるプラマック・レーシングで2年間を戦った。2021年からはファクトリーチームのドゥカティ・レノボ・チームから参戦を開始し、初年度は6度のポールポジションと4勝を含む9度の表彰台を獲得。ランキング2位で終え、コンストラクターズチャンピオンとチームチャンピオンのタイトル獲得に貢献した。
さらに、2022年は2勝を含む計10度の表彰台を獲得してバニャイアが年間タイトルを獲得。コンストラクターズとチームチャンピオンも獲得して、2007年以来の2度目となる悲願のトリプルクラウンを達成した。チャンピオンナンバーを掲げて戦った2023年は19戦終了時点において決勝で6勝を含む13度の表彰台を獲得し、スプリントでは4勝を挙げた。
第19戦カタールGPのスプリントでランキング2位のホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)が優勝を飾ったことで、王座決定は最終戦へと持ち越されたが、決勝ではバニャイアが2位、マルティンが10位となり21ポイント差で今大会を迎えた。バレンシアGPのスプリントではマルティンが優勝を飾ったことで再び14ポイント差に迫り、決勝レースへ持ち越しとなった。
決勝ではオープニングラップから直接対決となったが、接触により順位を下げてしまったマルティンが6周目に転倒。それにより優勝したバニャイアがタイトル防衛を果たし、2年連続ワールドチャンピオンに輝いた。