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G7で”上座”に座った文大統領 韓国メディア「韓国の地位が上昇」 韓国ネットも歓喜「菅首相より前にいる。これが国の品格の差」
2021年6月14日、韓国・ニューシスは、英国で行われた先進7カ国首脳会議(G7サミット)で「韓国の地位の変化」が確認されたと伝えた。記事は「新型コロナウイルス対応とワクチン協力において、韓国の役割に対する国際社会の期待の高さが反映された結果だ」と分析している。
記事によると、文大統領は12日(現地時間)、英コーンウォールで行われたG7拡大会議第1セッションに出席した。第1セッションのテーマは「ワクチン供給・グローバル保健システム」で、文大統領は韓国が世界へのワクチン供給を拡大するために「グローバルワクチンハブ」としての役割を担えると強調した。
記事はこの会議での文大統領の席が議長国である英国の首相の右隣だったことに注目し、「G7のメンバーでない文大統領が国際社会の視線を一身に浴びる重要な座席のひとつに座った」「韓国の地位が変化した証拠だ」と評価している。英首相の左隣には米大統領が座り、菅義偉首相は米大統領、仏大統領、カナダ首相に続いて左側4番目の席、ドイツ首相も右側3番目の席だったという。
さらに、こうした「地位の変化」は集合写真の撮影でも確認できたとしている。写真は3列に並んで撮影され、文大統領は1列目で英首相と米大統領の間だった。菅首相、ドイツ首相、カナダ首相は2列目だったという。
また記事は、今回のG7サミットをきっかけに「韓国へのラブコールも殺到している」とも伝えている。文大統領は英首相をはじめ豪州首相、ドイツ首相、EU首脳常任議長らと会談してコロナ協力案などについて協議したという。
韓国大統領府はSNSにG7サミットの記念写真を掲載し、「文大統領の立ち位置が韓国の現在であり、韓国の未来の大統領の位置はもっと光栄なものになると確認している」と書き込んだ。また、「今回のG7での最も大きな成果の1つが、韓国の過去が築いた『現在の達成感に対する確信』と『未来への自信に対する確信』だ」と評価したという。
これに韓国のネットユーザーからは「誇らしい」「国の地位が高まっていると感じる」「ついに韓国もここまで来たか」「やっぱり外交は文大統領」「菅首相より前にいる。これが国の品格の差」「米国と英国の間に挟まれているのは単なる偶然なんかじゃない。国の地位が上がった証拠だ」「韓国は経済では世界10位以内、文化産業では5位以内、軍事力では6位、民主主義はアジアトップレベル、保健医療は世界トップレベル、スポーツも10位以内に入るし、造船や半導体、バッテーリーなど未来産業分野もリードしている国だ」など喜ぶ声が続出している。(翻訳・編集/堂本)
Record China
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