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オリックス・山本由伸、ファン感謝イベントであいさつ 3万475人のファンの前でラストメッセージ
「この度、ポスティングシステムで移籍することになりました。7年間、応援してくださった皆さまのおかげで、一つ自分の目標としていた舞台のスタートラインに立てそうなところまで来ました」
オリックスのユニホームを着るのは、これで最後になるだろう。3万475人のファンの前で、感謝の思いを山本はどうしても伝えたかった。プロ入りから7年間、見守ってくれてありがとう。ラストメッセージに拍手を送ってくれた光景を目に焼きつけ、海を渡る。
阪神と合同で行った23日の優勝パレードの場でも姿を見せなかった。ポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦。メディカルチェックや代理人との打ち合わせなどで渡米していたが、このイベントに間に合わせて、マイクの前に立った。
「これから練習をもっともっと積み重ねて、もっともっと目標を一つずつかなえていけたらと思います。皆さんにこれからも応援していただけるように頑張っていきます」
スタンドから「頑張れ!」「ありがとう!」と声が飛ぶ。今季は16勝、防御率1・21、169奪三振、勝率・727をマークし、3年連続で投手4冠。3年連続で沢村賞を獲得した。寂しさはもちろんある。それでも由伸らしく飾らず、ストレートな言葉をつむいだ。
「本当に最後の日だったんで、本当にいい思い出になりました」
27日にも新天地への交渉が始まる。ヤンキースやドジャースなど10球団以上からオファーが届いている。「ありがたく思っています」。
FA市場を揺るがす反響には、驚きを隠せなかった。「本当にいよいよだなという気持ちもあるような、あまり実感もないような。そんな感じです」。英語も勉強中だという。宮崎・都城高から2017年ドラフト4位で入団。ファンはずっと応援してくれた。オリックス魂を忘れずに憧れのマウンドに向かっていく。
11/26(日) 23:10配信 サンスポ
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2ef4a64f9540412e1c17f5fdef5096790d846df